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2014.12.09

(フィルターからの落下により)高まるタバコ火災の危険性

空気の乾燥する冬場は火災にも注意が必要な季節。

消防庁のサイト(たばこ火災の考察)のグラフも
そのことを示しています

Tobaccofire

このタイミングでJTから発表されたニュース

市販の外付けパイプフィルターをご使用されるお客様へのお知らせ

弊社では、お客様へ製品を安定的に供給するため、
全世界で紙巻きたばこの製品仕様を統合すべく、
製造設備の切り替えを行っています。その一環として、
弊社が国内で販売している紙巻きたばこ
(ただし、下記の一部銘柄を除く)
の吸い口部分の直径を僅かに縮小する変更を行っております。

そうした中、市販されている外付けパイプフィルターを ご使用のお客様から、弊社の紙巻きたばこ製品が 外付けパイプフィルターから抜けやすくなった というお申し出をいただいております。
外付けパイプフィルターをご使用される場合には、 お客様ご自身で確実に装着されていることを確認する等、 十分にご注意いただきますようお願い申し上げます。

自らの経営戦略のため紙巻きタバコの吸い口を細くしたら
市販のフィルターとフィットしなくなり、吸ってる途中に
抜け落ちやすくなったので、フィルター使う人は自己責任で
落として火事など起こさぬよう注意してね

というメッセージ。

新聞社のサイトでは
たばこスリム化でフィルター抜け、やけど相次ぐ(読売)

今年8月以降、たばこが落ちてやけどしたとの申告が
6人からあった。9月以降、服や床などを焦がしたと
いう申告も計14件あった。

フィルターはJT以外の企業が製造しており、
規格を変更する際に考慮しなかったという。

先ほどの消防庁のサイトでも、火災の原因は
寝具類などに「不適切な取り扱い」により、タバコが落下し
火事を引き起こすことが問題とされているが、今回のスリム化
により「不適切」じゃなくても落下するリスクが高まった。

安全学の基本である「フェールセーフ」「フールプルーフ」の
考えがなく、使用者に責任を投げかけているかのような表現に
なっているのもどうか。

そしてフィルターはJT以外の企業が製造とあるが
日本フィルター工業株式会社

日本フィルター工業(株)はJTグループの中核企業として、JTおよび
海外のJTグループ会社が製造するたばこのフィルターを製造している

国内の3工場で100種類を超えるたばこ用フィルターを
年間約370億本製造している、国内シェア100%のトップ企業です。

と誇らしげに書いてますが、この件は考慮しなかったの?

消防庁が今年6月に発表した
「たばこ火災被害の低減対策に関する検討会報告書」
にも、フィルターからたばこが落ちることは想定されてない...

火災を防ぐためにJTがすべきことはもっとあるのでは。

と感じたニュース。火の用心。


89万アクセスに深謝。

頭の中が整理できないまま多忙な日々を送り、
更新が滞っていることを反省しております。

今後ともよろしくお願いします。

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