4月9日は子宮の日
子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)の持続感染が原因で発症
することがわかっています。
5年前にセックスでうつるがんという記事を書いた
頃よりは、だいぶそのメカニズムも解明されてきました。
先日の講習会でも大学の先生が最新の知見を講義していました。
(講義メモは後で載せます)
関連するニュースとして、ワクチン開発のことが報じられています。
子宮頸がん予防に新ワクチン、より幅広い効果…感染症研(読売オンライン)
子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の
次世代型ワクチンを、国立感染症研究所などが開発した。
欧米などで使われているワクチンは子宮頸がんの6~7割を予防
するだけだが、新ワクチンはより幅広い効果が期待できる。4月3日、
京都市で開かれる日本産科婦人科学会で発表する。
ワクチンはまだ感染を受けていない(≒性交経験がない)女性に
接種する方式で現在世界で100カ国以上で実施されているようですが
日本ではまだ未承認のため使用できない状況。
ちなみに接種が推奨される年齢は12歳頃。
ワクチン申請中の製薬会社(GSK)にはがん情報サイトがあります。
子宮頸がんは検診で「前がん病変」をつかまえることができるため、
早期発見すれば治療(予防)できるがんとなりつつあるにもかかわらず
検診受診率が伸び悩んでおり、まだまだ啓発が必要。
ということで、NPO法人子宮頸がんを考える市民の会という団体が
オレンジクローバーキャンペーンを展開しています。
その一環として
4月9日は子宮の日 love49 プロジェクト男性も女性も子宮を考えようという期間らしい。
沖縄だったら子宮のカタチをした亀甲墓の前でやるといいかも?
(写真でみる沖縄/Okinawa Home Pageより)
データは新しくないが厚労省が公表した標準化死亡比(H8-H12)
に基づく子宮がんの都道府県別のSMRランキングでは
沖縄県は全国ワーストの122.5(全国が100、トップ新潟は68.8)
県内でも有志の会が啓発しているという記事も見つけたが
まだまだ掘り起こしが必要。
子宮頸がんのHPV、胃がんのピロリ菌、そして肝がんのHCVウイルス、
成人T細胞性白血病のHTLVなど、持続感染によって発症するタイプの
がんへのアプローチが今後の課題ですね。


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