2011.10.01

受けようウチナーがん検診ラジオ

休みを頂き、自宅の用事をしていたせいか、昼間ずっと
あちこち運転していた9月最後の金曜日。車で聞いていた
ラジオ沖縄では、

受けようウチナーがん検診

という特番をしていました。

主催は沖縄県がん診療連携協議会と言ってた気がする...

昼間の(たぶん)2大人気局の一つであるラジオ沖縄

  • ティサージパラダイス
  • チャットステーションL
を活用しての放送。
正午から4時まで、リスナーからたくさんの意見をもらい
ながら、専門家(女性産科医、公衆衛生医)がわかりやすく
解説するという内容。

内容はポッドキャスティングされているので、今からでも
聞けますよ(全部ではないけど)
ラジオ沖縄ポッドキャスティング・ブログ
を見て聞いて下さい。

きょうのアンケー島は「がん検診を積極的にうけていますか?」 Aはい23%  Bいいえ77%

チャットの方を聞いてましたが、

  • がん検診の方法
  • がんの治療方法
  • 子宮頸がんワクチンの効果や副作用
  • 「受けた方がいいよ〜」「受けてよかったよ」というリスナーの声
  • 受けたくてもなかなか行かない事情
などなど
たくさんのメールが届いてて、紹介されていました。
もちろん
今日の放送を聞いて、検診に行こうと思いました
というお便りも多くありました。
(自分もそう思った)

増進課長もリスナーの関心の高さに感心していました。

ラジオ沖縄を聞く人にとっては、効果的な番組だったと思います。

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2009.03.30

4月9日は子宮の日

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)の持続感染が原因で発症
することがわかっています。

5年前にセックスでうつるがんという記事を書いた
頃よりは、だいぶそのメカニズムも解明されてきました。
先日の講習会でも大学の先生が最新の知見を講義していました。
(講義メモは後で載せます)

関連するニュースとして、ワクチン開発のことが報じられています。
子宮頸がん予防に新ワクチン、より幅広い効果…感染症研(読売オンライン)

子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の
次世代型ワクチンを、国立感染症研究所などが開発した。
 欧米などで使われているワクチンは子宮頸がんの6~7割を予防
するだけだが、新ワクチンはより幅広い効果が期待できる。4月3日、
京都市で開かれる日本産科婦人科学会で発表する。

ワクチンはまだ感染を受けていない(≒性交経験がない)女性に
接種する方式で現在世界で100カ国以上で実施されているようですが
日本ではまだ未承認のため使用できない状況。
ちなみに接種が推奨される年齢は12歳頃。
ワクチン申請中の製薬会社(GSK)にはがん情報サイトがあります。

子宮頸がんは検診で「前がん病変」をつかまえることができるため、
早期発見すれば治療(予防)できるがんとなりつつあるにもかかわらず
検診受診率が伸び悩んでおり、まだまだ啓発が必要。

ということで、NPO法人子宮頸がんを考える市民の会という団体が
オレンジクローバーキャンペーンを展開しています。
その一環として

4月9日は子宮の日 love49 プロジェクト
男性も女性も子宮を考えようという期間らしい。

沖縄だったら子宮のカタチをした亀甲墓の前でやるといいかも?
写真でみる沖縄/Okinawa Home Pageより)

データは新しくないが厚労省が公表した標準化死亡比(H8-H12)
に基づく子宮がんの都道府県別のSMRランキングでは

沖縄県は全国ワーストの122.5(全国が100、トップ新潟は68.8)

県内でも有志の会が啓発しているという記事も見つけた
まだまだ掘り起こしが必要。

子宮頸がんのHPV、胃がんのピロリ菌、そして肝がんのHCVウイルス、
成人T細胞性白血病のHTLVなど、持続感染によって発症するタイプの
がんへのアプローチが今後の課題ですね。

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2005.08.29

沖縄 肺がん アスベスト2

夏休み最後の日曜日。外食先で見かけた沖縄タイムスの記事がこれ。
基地従業員に肺疾患多発/アスベスト使用職種 1950-80年代従事/肺がん死亡も複数
数日前に横須賀基地従業員の石綿訴訟で米軍が2億円賠償分担(朝日)
という記事があったので、沖縄の基地についても当然work upされるんだろうなぁと
思っていたら、やはりタイムスが調べていた。

一九五〇―八〇年代の米軍基地で、アスベスト(石綿)が大量に使われ、 取り扱い作業をした基地従業員に関連が疑われる肺疾患が多発していることが、 二十七日までに関係者の証言で分かった。
従業員らは防護服を着けず、紙マスクやタオルだけで石綿粉末などを扱う作業を 約四十年間続けたという。
7月22日にこのooyakeで書いた「沖縄 肺がん アスベスト」記事中には
松崎俊久先生(元琉大教授)が同様の指摘をしている
沖縄はどの病気も本土より低いからこそ長寿なわけでありますが、 ただ本土より突出しているものがあります。それは男の肺がん、女の肺がん、(中略) 肺がんの問題を特に男に限って追求してまいりますと、 ある一定の年齢に固まっていることがわかります。
当時いわゆる建築労働者としてこの工事に関連した世代に非常に肺がんが多い、 もちろん一対一の関係を追求したわけではありませんが。 そうなってまいりますと、これは一応やはりアスベストを疑わざるを得ません。
(「同様の」という意味は疫学的エビデンスが薄いということでもあるんですが)

というわけでエビ(証拠)をもう少し探してみます。
弁護士遠藤直哉のホームページの「アメリカにおけるアスベスト追放の動き」
によれば

アメリカは世界のアスベストのうち約30%を消費する最大の消費国でした。 とくに第2次大戦中には軍艦に大量のアスベストを使用しました。 また、建物の暖房施設が充実し、そこにも多くのアスベストが使用されました。
早めに大量消費し、早めに健康問題(訴訟ね)が顕在化した結果、
結局EPA(環境保護庁)の最終規則はようやく1987年10月に成立し、 これは日本よりはるかに先行し、内容も充実 したもの
であった。しかしこれは1987年の話。しかも異国の基地内でも同様だったかは不明。

中皮腫・じん肺・アスベストセンターによれば

初めて石綿(アスベスト)を吸入してから、平均40年前後の潜伏期(原因から病気が発病するまでの期間)がある事です。

やはり今後も関連疾患がどんどん増加していくと思われる。
発病までの期間が長いという点ではたばこも同じだ。

アスベストと肺がんの関係は(これも同センターQ&Aより)

通常の肺癌と同様の肺癌が、石綿曝露者に多い事が知られています。
肺癌には、扁平上皮癌、小細胞癌、腺癌、大細胞癌の4種類が代表的なものですが、
石綿曝露で特にどの組織型が増加すると言うことはなくて全体的に増加するようです。

ハモンドの疫学データ(出典捜索中)によれば、以下のデータが証明されている。

  • アスベスト暴露(-)喫煙(-)の人が肺がんで死亡する可能性を1とすると
  • アスベスト暴露(+)喫煙(-)では5.2倍
  • アスベスト暴露(-)喫煙(+)では10.8倍
  • アスベスト暴露(+)喫煙(+)では53.2倍
と相乗的に死亡する可能性が高まるという。

別の資料(たばこ病訴訟控訴理由書53P)によれば

ハモンドらが発表したアスベスト作業・喫煙と肺がんの 因果関係に関する論文のデータからは,
アスベスト作業の原因確率(病因割合もしくは寄与危険度割合)は80%,
喫煙の原因確率(病因割合もしくは寄与危険度割合)は90%と推定できる。
原因確率(病因割合もしくは寄与危険割合)については
喫煙をし肺がんに罹患した(肺がんで死亡した)患者が,
喫煙をしなければ肺がんにならなかったであろう蓋然性を推定したのが,
原因確率(病因割合もしくは寄与危険度割合)である。
と説明。

長々と書いたが、ポイントは以下の通り

  • 沖縄の基地従業員は大量のアスベストに暴露された可能性がある
  • 米国では規制が早くから進んだが、沖縄の基地内でも適用されたかは不明
  • 沖縄は特に高齢者(70歳代以降)に、肺がん死亡が多い
  • アスベストは悪性中皮腫だけでなく肺がんによる死亡も増加させる
  • 喫煙している場合にはその可能性が非常に高まる
  • 今後もアスベストやたばこに暴露された人の関連疾患(肺がん等)は増加するだろう


基地関連で、あと資料があるとすれば

  • 基地内作業環境を定期的に巡視していた労働衛生コンサルタント(つまり産業医)の記録
  • それを所轄していた労管(でも、もうないね)
  • 伊佐浜の駐健保(基地従業員の健康管理をしている)
くらいでしょうか。

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2005.07.22

沖縄 肺がん アスベスト

いつもネットであちこち探すこの記事。備忘録的にここに置いておくことにする。
ちなみに登場する松崎俊久君に関してはこちらも参照

参議院会議録情報
第143回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 平成十年十月二日(金曜日)より

松崎俊久君
民主党・新緑風会の松崎でございます。  沖縄といえばすぐ基地の問題ということになりがちでありますが、私は、この基地を背景としてその重圧のもとに生活をしている沖縄県民の実態、生活の問題、健康の問題について伺いたいと思います。  二十万以上の住民を戦争で失った沖縄、復興が目覚ましいものがあるかのように見えますが、その中身を点検してまいりますと、かなり解決されない問題が残っていることに気がつきます。沖縄といえば観光、さらにその観光の背景には美しい海とそれから長寿の島というイメージがあります。しかし、沖縄の女性は終始一貫高いずば抜けた長寿を維持しておりますが、沖縄の男性の寿命は一九八五年までには第一位を示したものの、以後他県に続々追い抜かれて第五位、第四位というところに低迷し始めました。  この問題について、厚生省はどのような御意見をお持ちでございましょうか。伺いたいと思います。
政府委員(真野章君)
先生御指摘をいただきましたように、都道府県別の生命表によりますと、沖縄の男性の平均寿命は昭和六十年金国一位でございましたが、平成二年第五位、平成七年第四位というふうになっております。女性の平均寿命は、先生おっしゃられたとおり、ずっと全国一位でございます。  平均寿命の都道府県ごとの違いというのは、なかなか一概にこれだという理由は難しゅうございますが、先生昨日御指摘をいただきました肺がん並びに自殺という点につきまして、平成七年の都道府県別の年齢再調整死亡率、これによりますと、気管支及び肺の悪性新生物は、沖縄県では男子が人口十万対五十八・八ということで第一位でございます。女性は十五・五ということで第二位でございます。また、自殺につきましては、男子は三十五・七ということで全国第二位、一方女性は六・三ということで全国一番低い、そういうような数字になっております。  ただ、これもそういう状況を御説明するうちの一つでございまして、全体としての気候などの自然環境、食生活、生活水準、衛生水準、そういういろんな要素が複雑に絡み合って平均寿命というものが決まってきているのではないかというふうに考えております。
松崎俊久君
今のお答えの中にありました肺がん及び自殺の問題、沖縄はどの病気も本土より低いからこそ長寿なわけでありますが、ただ本土より突出しているものがあります。それは男の肺がん、女の肺がん、さらに男の自殺であります。  この問題がどこから来ているかというのは大変興味のあるところでありますが、肺がんの問題を特に男に限って追求してまいりますと、ある一定の年齢に固まっていることがわかります。こういう現象は他県には見られません。現在、六十五歳から八十四歳までの間の男性はずば抜けた日本一の肺がんの死亡率を示しております。ということは、恐らくこれは、沖縄が特に大気汚染がひどいとかあるいはたばこが特に多過ぎるとかというような証拠はどこにもございませんし、むしろ大気は本土よりもはるかにきれいであります。となりますと、何らかの環境的要因というものがこれにきいているものというふうに考えざるを得ません。  それで、私は長年この問題についていろんな角度から見てまいりましたが、学校、公共建築物、米軍基地並びに大きな建物の建設が焼け野原の沖縄に新興したわけでありますが、当時いわゆる建築労働者としてこの工事に関連した世代に非常に肺がんが多い、もちろん一対一の関係を追求したわけではありませんが。そうなってまいりますと、これは一応やはりアスベストを疑わざるを得ません。となりますと、アスベストの規制というものあるいは建築規制というものが恐らく琉球政府のもとではかなり本土とは違った形であったろうと思われます。復帰後もかなり本土よりもおくれたものと考えざるを得ません。  この問題について、建設省でしょうか、開発庁になりますか、アスベストの規制などについて、いわゆるいつごろからというようなことがもしわかりましたらお教えいただきたい。
政府委員(小野邦久君=当時建設省)
お答え申し上げます。  先生御指摘の官庁等公共的施設におけるアスベストの問題でございますが、昭和四十八年に、作業者の健康安全上の観点から、すべての工事についてアスベストの吹きつけを行わないということにいたしました。これは先生御案内のとおりだと思います。  昭和六十二年には、空気中に浮遊するアスベストが執務者の中に大変大きな影響を及ぼすというようなこともございまして、既存の官庁施設におけるアスベスト吹きつけ材の使用状況を全国的に調査をいたしました。沖縄県内の所掌施設につきましては、三施設についてのみその使用が判明をいたしました。これら三施設につきましては、そのときの建物の劣化の状況とかいろいろな観点から対応を考えたわけでございますが、緊急に改修を必要とする一施設につきまして改修を行ったわけでございます。  現在ではアスベストの吹きつけは、先ほどお話をいたしましたとおり、もう一切の吹きつけを行っていないわけでございますけれども、それ以外に、吹きつけでなくてもアスベストが混入されているような材料といったようなものを使うということは、これはある意味では避けるべき事柄でもございますので、そういうアスベストが混入されていない材料等の供給体制の促進状況を見きわめつつ、昭和六十年から、例えばいろいろなそういうものが入ったタイルの採用を禁止しそれ以外のものに転換をするとか、あるいは非飛散性のア スベストについても原則使用禁止にしているとか、これは昭和六十二年でございますけれども、いろいろな対策を講じてきておりまして、今後もこの方向についてきちっとやっていきたい、こう思っているところでございます。

肝心の琉球政府時代のアスベスト規制については情報が出てきていない。
もう少し調べてみよう。

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2005.06.08

新・がん予防8カ条

昨日(6日)の夕刊記事より(ネットでは探せなかったのでここに覚え書き)

日本人のがん予防に役立つ8項目の指針を国立がん予防・検診センタの 津金昌一郎予防研究部長がまとめた。(中略) 今回は数値を盛り込むなど、より具体的に生活習慣改善を指導しているのが 特徴的だ。

がんの予防については、やはり国立がんセンターが提唱している12カ条の指針
知られていて、健康おきなわ2010の「がん分野」もこれを
参考に組み立てられたと記憶している。なおここには危険因子と予防因子一覧表
が紹介されている(有用な資料)。

今回は

12カ条に代わるものではない。だが、12カ条もいずれ改訂が必要なので、 それまでの参考にして欲しい(津金先生談)
という位置づけだそうです。そういえば12カ条はいつ書かれたんだろう?

    がん予防指針
  • たばこを吸う人は禁煙。吸わない人も、他人のたばこの煙を可能な限り避ける
  • 適度な飲酒。具体的には日本酒換算で1日1合(ビールで大瓶1本)以内。飲まない人は無理に飲まない
  • 野菜、果物を少なくとも1日400g取るようにする。例えば野菜は毎食、果物は毎日
  • 塩蔵食品・塩分の摂取は最小限。具体的には、食塩として1日10g未満、塩辛や練りウニなどの高塩分食品は週に1回以内
  • 定期的な運動の継続。例えば、ほぼ毎日合計60分程度の歩行などの適度な運動。週に1回程度は汗をかくような激しい運動
  • 成人期での体重を維持(太り過ぎない、やせ過ぎない)。具体的には、BMIで27を超さない、20を下回らない
  • 熱い飲食物は最小限。例えば、熱い飲料は冷ましてから飲む
  • 肝炎ウイルス感染の有無を知り、その治療(感染者)や予防(未感染者)の措置を取る

で、「代わるものではない」と言われても12カ条が8カ条になったら、どの項目が
代わったのだろうかと比べてみてしまう。(人事異動みたい)

    新しく加わった項目
  • やせすぎない
  • 肝炎ウイルス感染のチェック
    消えた項目
  • 脂肪を控える
  • 同じものばかり食べない
  • カビを食べない
  • 焦げを食べない
  • 日光にあたり過ぎない
  • 体を清潔に

こうやって見るとやはり新しい根拠に更新している感じもする
でも沖縄みたいに子宮頸がんが多いところは、最後の「清潔に」も残して欲しい気も。

「同じものばかり」も消えてしまったが、記事中には

特定の栄養素をとりすぎると逆に体に悪影響を与える可能性があること。 特に栄養補助剤(サプリメント)の服用は注意が必要
と表現されている。最近噂のフードファディズムへの警鐘のようなものかもしれない。

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2004.12.25

酒とたばこと発ガン物質

メリークリスマス。こんな夜に限って子どもが夜中に目を覚ます...いいけどね。

ここにもたびたび登場する国立がんセンター(JPHC study)津金班からの研究報告 喫煙男性は飲みすぎに注意 酒量多いとがんの危険増加(共同通信12/24)

たばこを吸う男性は飲酒量が増えるにつれ、がんになる危険が高くなる--。 こんな大規模疫学調査の結果を厚生労働省研究班(主任研究者、 津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)が24日までにまとめた。 日本酒で1日平均3合(ビールなら同大瓶3本)以上の人は、「時々飲む」人に 比べ危険性が倍以上になるという。(中略) 他の研究結果も考慮し、飲酒は日本酒で1日1合(ビールなら同大瓶1本)程度 までにすべきだとしている。

前々から言われていた(噂されていた)話題で、 よく疫学の先生が交絡因子confounderの話をするときに使われていたネタ。

たとえば飲酒と肺がんの関連を認めたとしても、 これは飲酒者に喫煙習慣を有する者が多く、 また喫煙と肺がんが関連しているために、 このような見かけ上の関連が生じたものである。 この場合喫煙がconfounderとなる。

だがしかし、今回はそれとは違う。そのメカニズムについては

 研究班は「アルコールをアセトアルデヒドに分解する酵素が、 たばこが含む発がん物質も活性化するのではないか」と分析
されている。がん研究領域シンポジウム(札幌12/18)でも発表されたらしい。

たばこの煙に含まれる発ガン物質を活性化する酵素に チトクロムP4501A1(CYP1A1)というのがあり、これらは遺伝子パターンに影響されます。 (愛知県がんセンター「がんの知識」より

酒を飲むとこの酵素が元気になって...という単純な話ではなくて、アルコールを アセトアルデヒドに分解する酵素との関係があやしまれている様子。もうちょっと調べ学習が必要ですね。

いずれにしても、国の有識者会議でも言われているように、

ゲノム情報を取り入れた個別のがん予防法の開発
というのも求められてくるんだろうね。 かと言って、すぐにオーダーメイド(テーラーメイド?)医療とかの話が出るのは 飛躍しすぎ(胡散臭い感じがする)。

飛躍といえば、今日の原稿はクリスマススペシャルで いつもより多く飛んでおります(10リンク達成=でも読むの疲れるでしょ)。

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2004.07.17

レッドリボンとピンクリボン

レッドリボンはエイズに苦しむ人たちへの理解と支援を示すもの。

ピンクリボンというのもある。

ピンクリボンは、アメリカの乳がんで亡くなられた患者さんの家族が、 「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込めて作ったリボンからスタートした、 乳がん啓蒙運動のシンボルマークであり乳がんに対する理解と支援のシンボルです。

NPO法人 J.POSH日本乳がんピンクリボン運動には乳がんに関する詳細情報が掲載されている。 活動の対象も、「すべての女性」「患者」「家族」と分けて事業計画が立てられている。

同じくNPO法人の乳房健康研究会では、マンモグラフィ検診や「あなたの町の乳がん検診」という検索サイトもある。

日本における乳がんについては、asahi.comのピンクリボン特集

日本人女性が今、もっともかかりやすいがんが乳がんです。 米国では8人に1人が患うという乳がんですが、日本でも急増し、女性の30人に1人が乳がんになると言われています。また乳がんで亡くなる女性の数も急増しており、2003年に乳がんで亡くなった女性は9,805人(厚生労働省 人口動態統計)で、その半数が30歳代から50歳代の女性でした。

反響が大きかった記事=乳がん、検診で見落とされ…千葉の女性「余命半年」 では診断の未熟な医師が検診に関わっていることの問題点を提起している。 セカンドオピニオン外来についても紹介。

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