四川大地震で連日伝えられているのが
多数出る遺体の処理に関する諸問題
新型インフルエンザ発生時にも急激に死亡者が増加するため
多数出る遺体の処理に関する埋火葬のガイドラインが出ている
柱は2つあって
- 火葬体制の整備
- 遺体の保存対策
フェーズ3(現在)のうちに市町村の火葬体制を調査し、
火葬能力を超えるご遺体数となった場合に備えて
職員体制や他市町村との協定などで調整するという考え。
※京都府・京都市マニュアルの整備状況調査表が参考になる
火葬が順番待ちとなった場合には、一時的にご遺体を保存するために
非透過性(プラスチック性)の納体袋を用意して、公民館や体育館、
保冷庫、保冷車などを確保する(その場所と物品をおさえる)
さらに一時的な安置所の保存能力を超えた場合の対策として
十分な消毒を行ったうえで、埋葬(墓地あるいは公共用地)を
検討するという流れである。
※東京都のガイドライン(P73)では
都立公園内で一時埋葬所を指定する(建設局)
ことが明記されている
これらの一連の流れにおいては、当然ご遺体からの感染防御
対策も講じる必要がある
※鹿児島県ガイドラインではそれが整理されている
さて、対策の整理はこれでいいと思うが、実際はどうだろう?
静岡県のガイドラインに書かれている
フェーズ6において、保健所は、毎日の死亡者数を医療機関より集計し、
関係市町と遺体の処理について調整する
が考えるよいきっかけだ。
パンデミック時には(一部の高度医療提供機関を除いた)すべての医療機関で
患者の診療を行い、それは全ての医療機関からご遺体が出ることを意味する。
想定されるように火葬能力は限界に達しているので、通常のように葬式までの
ルートはうまくいくとは限らない。
実際は
斎場に遺体を運び、通夜・葬儀・告別式を行う
(
新型インフルエンザの達人HPより=いつもお世話になっています)
段階で滞るだろう。
あるいは病院から「遺体はどう処理すればいいの?」という
ところから流れが止まる可能性もある。
岡田先生ご指摘のように遺体からはウイルスが溶け出している
かもしれないという状況を聞かされると、なおさら早く判断を仰ぎたくなるだろう。
図で示すと家庭や病院からご遺体の処理について相談を受ける
部署(市役所or保健所orNPO?)が存在し、保管用の袋配布や
遺体の処理方針について調整する。火葬を待って冷凍庫なのか
一時埋葬でお葬式は合同葬などにするのかなど、各人の宗派や
地域性も絡んで複雑な話を、滞らせることなく前に進める必要がある。

こういうセンターを地域でどの機関が担うのかは調整が必要。
今週行われると聞いている宮古保健所の演習で答えが見つかる
かもしれない。
話が戻るが、四川大地震などの現場で
本当に非透過性袋が有用であるかどうか
確認する必要があると思う(寄付などはしているの?)
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