Get smart!

宜野湾市から名護市まで通勤(2年半で7万キロ走った)
する車内でがんばって流している米軍放送ラジオ(AFN)
最近時々コマーシャルとして流れてくるのがGet smart!
製作しているのはアメリカCDCである。
ホームページを見てみると
風邪はウイルス性の疾患です。ウイルス性疾患に抗生剤は効きません。と繰り返し情報提供されている。口をとがられているpouting babyの写真もそこから拝借。
抗生物質乱用による耐性菌出現防止のためのキャンペーンを
風邪のはやる時期に展開している。
鼻水や鼻づまりのときに、抗生物質は使わないで!
- 多くの風邪や咽頭痛、気管支炎の多くはウイルスが原因です
- 抗生物質がウイルスに対して無効であることを知ってますか?
- ウイルス感染のときに抗生物質を使用することはかえって有害です
- のちのち抗生物質の効かない耐性菌が出現するリスクも高まります
じゃあ保護者はどうしたら良いの?
- そのまま観察をする(自然に軽快するのを「待つ」)
- 鼻水はゴム製吸引器などで吸引することも可能
- 鼻づまりに対してはネブライザーや生食の点鼻などで改善することもある
など徹底して抗生物質使用を控えるメッセージを流している。
その他
- 抗生物質の効かない耐性菌について医師に質問しよう
- 医師が処方した場合は(スキップすることなく)必ず言われたとおり服用する
- 鼻水の色が黄色や緑になるのは細菌感染のしるしではない
- 浸出性中耳炎OMEにも抗生物質は不要(2ヶ月以上続かなければ)
ウイルス性の風邪のときに、抗生物質を処方する医師も
それを期待する保護者もsmartではないという内容。
さすがにエビデンス重視の国。
日本では政府がこれだけ診療内容にまで介入する力は
これまでなかった(医師会が強かったせいもあって)し、
医師に対して患者が指示するなどもってのほかという
雰囲気だったが、最近は患者がいろんな情報のもとに
クリニックを選ぶ時代になりつつある。
こういうキャンペーンは正しい情報を国民に伝える手段として
参考になる。



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