机に座って仕事をするふりして、実は
ファイルを探すのに時間を費やしていませんか?
というパソコンソフトの広告を見て、ドキッとしたことを思い出した。
(まあ、それも仕事のうちっていう考え方もありはするが)
何の話かというと5年前の健康おきなわ2010たばこ計画策定時の
資料を探していた。確か、「目標値設定と葉たばこ生産県の関係が
記事になっていたはずだった」という記憶を頼りに資料を探した。
そのきっかけになったのがこのニュース。
喫煙率数値目標 18府県が数値目標(8月18日沖縄タイムス夕刊など)
厚生労働省は健康日本21の策定にあたって成人の喫煙率半減という
目標を盛り込もうとしたが、業界などの反対で見送った経緯がある
(でも地方には掲げさせた)
同省が都道府県の数値目標導入を調べたのは初めて
(国も今度は設定するつもりらしく、そのための下調べとのこと)
やっと見つけた記事。今回、国は初めて調べたというが、
すでに
平成13年5月21日朝日新聞で同様の調査結果が掲載されていた。
都道府県の健康づくり計画 禁煙数値目標19県が見送り
まだ計画策定中の自治体がある最中に朝日が調査を行った。結果
葉タバコの主要産地に数値化を避ける傾向が強く
住民の健康を守る立場と、産業振興との兼ね合いに
悩んでいる実態がうかがえる。
とある。
99年の葉たばこ生産量上位10位
- 宮崎県→●見送り決定
- 熊本県→●見送り決定
- 鹿児島県→●見送り決定
- 岩手県→-未定
- 青森県→●見送り決定
- 福島県→△数値化方針
- 沖縄県→△数値化方針
- 茨城県→●見送り決定
- 大分県→●見送り決定
- 長崎県→●見送り決定
と軒並み黒星●。九州勢では唯一沖縄だけが目標数値を打ち立てた
と当時は意気込んだものだ(業界の反対もすごかったが)。最終的には
肺がんの死亡率が高いことが決め手になった。
あれから5年たって、国が初めて調べた調査。
同じように05年の葉たばこ収穫量ベスト10で比較すると
- 宮崎県→●数値目標なし
- 熊本県→●目標そのものがない
- 鹿児島県→●目標そのものがない
- 岩手県→○数値目標設定
- 青森県→●目標そのものがない
- 福島県→●数値目標なし
- 長崎県→●目標そのものがない
- 大分県→●数値目標なし
- 沖縄県→○数値目標設定
- 新潟県→○数値目標設定
3勝7敗。「目標そのものがない」も「数値目標なし」も同じ黒星●とした。
理由は業界や農家からの圧力が「数値だけは設定してくれるな」という
内容であったから。都道府県だけではなく、市町村の計画策定にまで
同様の働きかけをしている。
この間の葉たばこ販売実績の推移は64727トンから46828トンまで
落ち込んでいる(全国たばこ耕作組合中央会)
業界も深刻である。同じ県庁の中でも農林水産部では葉たばこ生産の
推進に力を入れている。
部と部の主張の対立はよくある話であるが、こうなると三役や政治家が
介入して、いわゆる政治決着でかたが着くことが多い。でも、本当は
そういう意思決定の過程も、公衆衛生に含まれるではないかと密かに
思っている。たばこ以外の健康問題も他部局との調整なしに進展する
ことは少ないだろうから。
話があちこち飛んだついでにもう一つのベスト10を紹介。
- 沖縄 24.6%
- 東京 16.7%
- 北海道 4.8%
- 大阪 4.8%
- 神奈川 3.8%
- 千葉 3.6%
- 愛知 2.7%
- 福岡 2.7%
- 埼玉 2.6%
- 兵庫 2.4%
過去4ヶ月に、このブログooyakeを訪れた人の都道府県別順位。
数字は集計対象アクセス数4641件に対する割合をしめす。
アクセス解析機能というコーナーで拾ったデータです。一応
47都道府県全部からアクセスを確認しています。トップは地元。
一番使っているのは自分(職場でいろいろ調べてる)かも。
いつもどうもありがとうございます。