2008.09.22

ニコチン巨人阪神戦

プロ野球選手の喫煙に関しては、野球少年たちに与える影響も
大きいことから、一部の(いや、多くの)人たちの関心事であった
にもかかわらず、その情報はあまり公開されていなかった。
(実際1時間ググってみても釣果は少なかったzzz)

そういう意味では今シーズン屈指のニュースかもしれない。
阪神をケムに巻いた…巨人、好調の裏に禁“煙軍”(ZAKZAKニュース)

奇跡の大逆転Vへまっしぐらの巨人。
今季の原監督は選手や裏方に対して「タバコは毒だからやめろ」
とやたらと禁煙を勧めている。

原監督自身は現役時代、キャビンマイルドをこよなく愛する
スモーカーだった。ところが第1次監督時代2年目の2003年、
球団フロントと衝突して辞任し、
「ユニホームを脱ぐと精神的にも肉体的にも楽になる。怠惰に
流れるのが嫌で、自分の好きな物を何かひとつやめようと思った。
でも禁酒は嫌。そこで禁煙することにしたんだ」(原監督)。
同年の大晦日限りでタバコを絶ち、04年元旦から現在に至るまで
禁煙続行中だ。

巨人では上原、内海、グライシンガー、高橋尚の先発陣のみならず、
豊田、クルーンのリリーフ陣もノースモーキング。
打線でもラミレス、李承ヨプ、高橋由はタバコを吸わず、坂本も未成年。
喫煙率は低い。

一方、阪神は岡田監督を筆頭に、
下柳、福原、藤川、久保田、金本、新井、赤星、関本ら
愛煙家がズラリ。

とはいえ、GT決戦初戦の19日、
勝敗を決定づける通算300号2ランを放ったのは、
巨人では阿部とともに少数派となった愛煙家の小笠原。

などの選手喫煙情報満載記事となっている。

また、17日に先発初勝利を飾った東野に関してはサンスポ

プロ4年目。茨城県内有数の進学校、
鉾田一高から巨人に入団したが、右肩を痛めた。ストレスがたまり、
チーム内でも有名なヘビースモーカーに。(中略)
 「うちの先発に喫煙者はいない。それが(先発ローテの)条件。
彼はこれを機にたばこをやめるでしょう」と、原監督が禁煙の勧めだ。
東野は「本数を減らしていたけどこれを機にやめたい」。
原巨人にまた、孝行息子が誕生した。
と報じている。

ベンチ内は禁煙だが、イニング交代時や出番がない時
ベンチの裏でニコチン補充しながらプレーしているんだはず。
しかし、時代は無煙化の流れ。こんなニュースもあった。
燕ダッグアウト灰皿撤去で愛煙選手と“すったもんだ” (ZAKZAK2008/03/27)

昨季までの古田前監督時代から禁煙化が始まった。
高田新監督が就任した今季もさらに推進し、神宮球場の
一塁側ダッグアウト内では一切の灰皿を撤去。
どうしても吸いたいムキは、ダッグアウトから遠く離れた
球場内の狭い一室に駆け込んで一服している状況だ。

球界では「ファンから見えるところでの喫煙は好ましくない」という流れ。
タバコを吸わない高田監督もこの方針を順守しているが、
ヤクルトはさらに徹底化。(中略)
クラブハウス1階の選手サロンから灰皿を撤去。

燕のヘビースモーカーといえば石井一、高津らだったが、
そろって退団。対抗勢力の旗頭を失った選手たちは
「体にいいわけじゃあないし、まあ、しようがないか」
と禁煙に入ったベテランもいる。

受動喫煙対策研究会の中田ゆりの研究日誌
によると、プロ野球球団に対する喫煙対策調査を行ったところ

回答したのは、読売ジャイアンツなど5球団
(他に中日ドラゴンズ、広島東洋カープ、オリックス・バファローズ、
千葉ロッテマリーンズ。だけで、7球団は回答しなかった。5球
団の多くは「喫煙は好ましくない」とした。

日本のプロ野球選手の喫煙率は40%前後とみられている。

野球少年たちは見ている。

プロ野球選手にも禁煙支援が必要なようだ。

Continue reading "ニコチン巨人阪神戦"

| | Comments (0)

2008.08.13

愛の卒煙パッチ

石垣市がニコチンパッチを無料配布するというニュース(琉球新報)

これまで保健所や医師会によって愛のニコチンパッチ無料配布等は行われてきたが

市町村事業としては全国初の取り組み
らしい。

ニコチン依存に陥っている人がプチ底つき体験

=依存者は「底付(そこつ)き体験」をすることによって断薬を決意します。底付き体験とは、社会の底辺にまで身をおとすということではなく、自分の本来あるべき姿(同級生の現状で代表される)と現在の自分の姿を比較して、このままではどうしようもないと自覚することをいいます。(gooヘルスケアより
から禁煙を実行するのが一般的。

そのようなプロセスを経て禁煙することで健康に関する意識全体が高まることが
期待される。だから企業の健康づくりでもたばこ問題に取り組むところが多い。
成人はこういう波及効果も狙える。

未成年でももちろん同じことが言えるが、

子どもが成長していく過程でニコチンに依存せざるを得なかった背景
を理解し、フォローすることも必要だと思う(おうちで居場所がないとか...)
そうじゃないと依存対象のすり替えが起こりうるから。
そういう視点を期待したいです。

個人的には愛の卒煙パッチを無料配布すべき相手は

たばこをやめられずに胎児を虐待している喫煙妊婦
だと思います。

| | Comments (0)

2008.05.31

ニコチンパッチは薬局で買えるの?

5月31日は世界禁煙デー(忘れそうだった!)

たばこ関連のニュースをネットで(久々に)見ていると
国立がんセンターの多目的コホート研究がいいタイミングで
飲酒で肺がん危険度アップ

喫煙者では、飲む量が多いほど肺がん発症率が高くなる
傾向があり、「2~3合」「3合以上」では時々飲む人の1.7倍だった。

普段あまりたばこ吸わなくても、飲み会の時にはたばこに手が伸びて
酒飲みながら吸うたばこがうまいんだよなぁ

とはよく聞くが、酒飲みながら吸うたばここそ体に最悪ということ
メカニズムは調べておきます)
でも飲んでる人に向かってそういうこと言っても、馬耳豆腐に釘。

むしろ青年(中年)男性やタクシー運転手によく見られる

甘い缶コーヒー飲みながらたばこ吸う習慣も心配

です。こっちはほぼ毎日のことだし。

さて、本題。
世界禁煙デーに合わせたタイミングとしてgoodなニュース
一般用医薬品初! の禁煙補助薬「ニコチネル パッチ」、世界禁煙デーに発売(マイコミジャーナル)
ニコチンパッチ(ニコチネルTTS)が薬局で買えるそうです。思い返せば保険が適用されるようになったのが平成18年6月1日。
禁煙支援外来新設までの道のりooyake2006.8.2」も参照してね。

あれから2年でOTC(オーバーザカウンター≒薬局で買える)薬になりました。
禁煙支援がさらに身近になったということ

早速仕事の帰りに薬局のぞきに行ってこよう。あなたもいかが?。

| | Comments (0)

2007.11.24

ミシュラン東京2008vs受動喫煙

東京都の公衆衛生医師に教えてもらった記事
慎太郎都知事一喝でミシュラン落選?(スポーツ報知)
石原知事がミシュランで選ばれなかった店とたばこの関係についてこう述べている。

 石原氏は実際に下克上の憂き目に遭った某飲食店について「(以前)本店の方に注意した」と明かした。「タバコを吸わせるんだよ、カウンターで。隣のタバコのにおいをかぎながら食う気はしない。今はどうなったか知らないけど、もう行かなくなっちゃった。やっぱり外国人が行って(喫煙には)『えっ』て思うでしょう」と述べ「それだけで(星)失格だね。大変結構な結果だと思います」と評価した。

あくまでも食事の味だけで評価して喫煙か禁煙かそんなの関係ねぇという
事務局コメントも掲載されていますが、いまやレストランでの禁煙は世界の常識ということか。

さすがミシュラン。こういう点はミスランね(寒)

| | Comments (1)

2007.07.25

たばこと心中 セカンドライフ

ブログが滞っているのはまじめに仕事してる証拠
と上司に励まされた日、 新聞でこういう記事を見つけました。 思わずブログに乗せてしまった(仕事もしてます一応)

たばこで余命3.5年短縮 40歳時点で(産経web)

 1日2箱以上吸う男性の余命は、1箱未満よりも0.9年短く、
ヘビースモーカーほど短命の傾向がうかがえるという。
喫煙が健康に悪影響を及ぼすことは広く知られているが、
たばこの影響を余命で示したのは国内初の試みという。

日本人の疫学データは国立がんセンターの多目的コホートにも
たくさん蓄積されている。そのうちの「たばこと死亡率」ここには「余命」ではないけど
今回の調査集団に、はじめから一人も喫煙者がいなかったら、
10年間の死亡のうち、どれくらいを予防できたのかを推計して
みました。すると、たばこを吸う男性で起こった死亡646名中の
225名(全死亡10 14名中の22%)、たばこを吸う女性で
起こった死亡50名中の25名(全死亡500名中の5%)が、
予防できたはずという結果でした

多目的コホートは毎年研究成果を発表しているが
今年の夏は沖縄で来る週末に開かれます(フェストーネ

Yomyo

で、引用だらけの前置きが長くなりましたが、若い喫煙者に
とっては、この快楽のためなら3.5年余命が短縮することを
あまり気にかけない人もいるかもしれない。

英国におけるデータがこのグラフ。
40歳の時点で喫煙してるかしていないかの30年後を比較


吸わない群は80%が生存、吸う群は50%のみ生存
これは50代も後半に差し掛かり、定年後のセカンドライフを
計画している人には重い話だろう。健康チェック(健診等)で
たばこに起因する疾患(がんや心筋梗塞、脳卒中等)が
見つかり、60代は通院闘病入退院生活で病院通い。
そしてついに仲間たちより先に寿命を迎えるというものだ。
まさに たばこと心中 セカンドライフ。

願わくばこういう図を喫煙所と呼ばれる場所に貼って、
みんなを禁煙に導き、いっしょにセカンドライフを楽しもう。

| | Comments (0)

2007.03.20

たばこ対策の課題

高校3年生の男子は4割が喫煙経験ありという北部地区。
吸い始める年齢は小学校5,6年からスタートしているそうです。
(養護教諭研究会の調査より)
こういう調査は経年的に数字を追いかけるとさらに貴重な資料。
毎年するのは難しくても、また3~5年後実施して数字の動きを
みれば、今やっていることの効果が見えてくるもの。

というわけで3年かけて進めて来たたばこ対策事業から見えた
課題シリーズ。


喫煙防止教育について

喫煙防止教育については、学校医や学校薬剤師、市町村保健師などの専門職を教育の担い手として育成していくことが必要です。また、子ども達にとって身近な大人、先輩によるメッセージが効果的と思われる部分もあるので、特にスポーツや文化活動の指導者なども喫煙防止教育を実施できる可能性もあります。

学校敷地内全面禁煙の推進

学校については、今後も敷地内全面禁煙を推進し、その表示も明確するべきでしょう。その際は、保健所が窓口になっている沖縄県分煙・禁煙施設認定制度を活用して下さい。また、PTA活動などで親子がいっしょにたばこの害について学ぶ機会を持つことは重要です。親の真似をしてたばこを吸う子ども達も多いので、喫煙する親に対しては、子どもの前ではたばこを吸わない(できれば禁煙する)ことを呼びかけましょう。

たばこ自販機のチェック

地域ではたばこ自動販売機が多く存在します。北部地区養護教諭研究会の調査によると、現在喫煙している高校生(男子32.5%、女子14.1%)がたばこを入手する手段で最も多いのは自動販売機という結果でした(男子の52.1%、女性44.8%)。たばこを手に入れにくい環境を作るためにも、違法性の高い自動販売機(管理者が購入する人を視認できない位置にある販売機)を撤去するようにチェックして行きましょう。

医療機関での禁煙支援

医療機関は、ニコチン依存症に対する治療機関としての役割が期待されます。特に保険適応可能が診療機関は少ない(北部地区では今帰仁診療所のみ)状況なので、今後、増加するように医師会などに働きかける必要があります。また、喫煙する生徒たちの中には既にニコチンに対する依存が強い者もいるため、「卒煙外来」のように治療と指導を実施する医療機関の出現も待たれるところです。

地域でたばこ対策を推進する体制

最初の1本を吸わせないための取り組みは、官学だけではなく地域や家庭、医療機関の協力も必要です。地域のネットワークを構築し、人材育成や受け皿の整備を進めていくことが今後の課題です。関係者が、未成年の喫煙を0にするという共通の目標を意識して、それぞれの活動を行うことが必要です。その際に、地域のネットワークをうまく活用できれば、効率よく対策が進められるでしょう。


報告書には「たばこスライド2006」(またもCD-R)を貼り付ける予定。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

2007.03.07

工作実験!学校敷地内禁煙化マニュアル

学校敷地内禁煙化マニュアルの表紙をダウンロード

学校敷地内禁煙化マニュアルの本体をダウンロード



Cover_etsAnti_ets1Anti_ets2 Anti_ets3

1昨年夏に熱を出しながらも製作した

学校敷地内禁煙化マニュアル2005沖縄北部版
をこの機会に作ってみませんか?
作るといっても策定ではなく、工作。
今回活動報告書資料編に組み入れるにあたり
小学生向けの雑誌のフロク感覚で工作してもらう案が浮上。

ページの調整が結構難題っぽいですが、パズル解くつもりで
挑戦してみてください。できあがったらきっと嬉しくなるから。

作り方は表紙ページ内(上の一番左の画像)にありますが、
以下にも示しています。5番の作業が難しいかも。

実際に作るときは、この記事の最上段の「表紙」と「本体」をダウンロード
(右クリック)して対象をファイルに保存(PDFですが)してから、
工作をはじめてください。



北部福祉保健所たばこ対策連絡会議編
「学校敷地内禁煙化マニュアル2005 沖縄北部版」
A6版の組み立て方

〔準備するもの〕

報告書、ハサミ、ノリ、ステイプラー(コピー機も必要です)

〔作成方法〕

  1. このページから4ページ分をコピーします。
  2. その1ページを上半分と下半分に分かれるように切ります。
  3. 表紙も含めて7枚のシート(A5サイズ)ができました。
  4. 表紙のシートは山折りにして、最も外側になります。すなわちできあがりは左見開きになるよう綴じます。
  5. 残りのシートは各ページ右下の番号が①から⑫まで連続するよう適宜貼り合わせたり、折り曲げたりします。
  6. 最後に背表紙をステイプラーなどで留めてできあがり!

☆ これを持って学校や職場の禁煙化を進めましょう

できたらできたら連絡下さいませ。

| | Comments (2) | TrackBack (2)

2007.01.04

たばこやめられないままママになると...

「妊娠中にタバコを吸うと赤ちゃんによくない」ということが
何となくわかっている人は多いと思います。最近では
「受動喫煙」という言葉でタバコの煙を吸わされる害も
明らかになってきています。
タバコをやめられないままママやパパになると赤ちゃんに
どういう影響があるのかについて、解説してみます。

流産や早産が発生しやすくなる
タバコを吸わない人に比べ1日20本以上吸う場合1.7倍
自然流産の発生率が高くなります。また妊婦自身が
吸わなくても受動喫煙がある場合には高率に早産が
発生するというデータもあります。

母親の喫煙で先天異常が増える
母親の喫煙と出生児の先天異常との関係を見てみると
非喫煙者に比べて、循環器系、消化器系、そして
泌尿生殖器系で約1.4倍高く異常が発生する恐れが
あります。

出生体重が減少する
タバコを吸う妊婦から出生する児は、約200gも体重が
軽く生まれる(すなわち子宮内での成長が遅れる)ことが
わかっています。また、非喫煙妊婦であっても受動喫煙
にさらされている場合は100g程度軽く生まれてくる
ことが
報告されています。

SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが高まる赤ちゃんが生まれた後、特に病気などの原因がないのに
突然死亡することがあります(SIDS=乳幼児突然死症候群)。
赤ちゃんの周りでタバコを吸うことがその危険因子
言われています。

子どもの呼吸機能を低下させる家庭内の受動喫煙は、子どもの呼吸機能を低下させ、喘息
にかかりやすくなることがわかっています。それだけではなく
発作を起こし救急室に受診する回数が増えたり、重症化して
入院治療に至る
リスクも高まります。

子どもの知能指数が低下
妊娠中に喫煙していると、生まれた後の子どもの
知能指数(IQ)が低くなることがわかっています。
胎児期の脳の発達を妨げていることが原因として
考えられます。

参考資料:タバコ病辞典http://homepage3.nifty.com/tobaccobyo/index.html

妊娠・出産をきっかけにママもパパも禁煙に取り組みましょう。
たばこがやめられないのはニコチンという薬物による「依存」が
原因です。医師や助産師、看護師に相談して、早くタバコと
サヨナラしましょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.12.28

たばこ顔ツイン

たばこを吸う人の顔には特徴がある(特に女性)

Twinsbbc
22歳の双子の女性が、40才のお顔を想定してメイクアップした。
1人は喫煙者(左)の場合、もう1人は非喫煙者(右)の場合。
一目瞭然である。喫煙は老化を進行させる。しわが深くなり
歯も染まる。

この写真の出典は英国BBCニュース

お顔の他にもがんなどの疾患について知らない人が多いという
レポートである。

妊婦が喫煙する場合の害については、後日追加します。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2006.12.26

那覇市が路上喫煙禁止条例

2006年クリスマスの昨日、
朝刊では沖縄タイムスがJTと組んで行ういきいきフォーラムが全面を飾っていたが、
夕刊では沖縄で初めて路上喫煙を禁止する条例ができた。

路上喫煙防止条例を可決/那覇市議会(沖縄タイムス)
琉球新報も同様の報道

昨日の琉球新報記者レポートに議会のあり方を見直す条例制定になったとも書いてあった。
(詳細調べてみます)
何はともあれ、画期的で賞賛すべき取組みでしょう。

これにより

那覇市民はすべての路上で喫煙をしないよう努力しなければならない

とされ、特に重点地域では2年後から罰金1万円以下が科されることになる。
取り締まりエリアはパレットくもじがある国際通りが有力だが、
同じく市民がよく歩いている天久新都心りうぼう楽市前も市庁舎にも近いので含めてもいいのでは。生協あたりが主張して欲しいところ。

那覇市では来週から学校敷地内全面禁煙も始まるので、
吸えない環境づくりの県内の先駆け的自治体となる。
めざせ、無煙首都。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

2006.11.08

違法なたばこ自販機は撤去しなさい

今朝の琉球新報ニュースより

たばこの自販機25%管理不十分
沖縄行政評価事務所調査

沖縄行政評価事務所は6日、たばこ自販機の未成年者に対する喫煙防止策が不十分な箇所があるとして、沖縄総合事務局に対し、設置店舗へ指導・要請するよう求めた。 同事務所に今年5月、県民から「店員がたばこの購入者を確認できない場所に自販機を設置している」などの相談があり、同事務所が県内の自販機236台を抽出して実態を調査。店の従業員が購入者を容易に確認できない状態の設置が60台(25.4%)あった。このうち、12台は設置店舗が休業か廃業しているとみられる。現在、深夜稼動(午後11時から午前5時)の自粛状況については、17台(7.4%)が深夜も稼動していた。 同事務所は、沖縄総合事務局に対し
  1. 店舗の従業員が自販機や利用者を直接かつ容易に確認できる状態を確保する
  2. 店舗の休業、廃業の際は撤去の措置を講じる
  3. 深夜稼動の自粛に努める
の3点を業界や関係団体に指導するよう求めた。

オヤジたちの子を思う気持ちが、自販機を動かす力となった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.09.24

時代に逆行?長野県庁

長野県の県有施設における受動喫煙防止対策が
敷地内全面禁煙から分煙に変更されたというニュース
受動喫煙防止徹底? 後戻り? 県有施設「分煙」に緩和

県は22日の部長会議で、田中前知事が進めた県有施設の
敷地内全面禁煙から、敷地内や建物内での「分煙」に緩和することを決めた
全面禁煙で「路上喫煙者」が増え、周辺住民らから苦情があるため。


中日新聞の記事によると
全面禁煙後、職員たちは路上でたむろするようにして喫煙。
近隣住民からの苦情を受け県は(中略)喫煙所を駐車場わきに設置した。
ところが、狭い喫煙所に入りきれない職員が結局路上にあふれ
「かえって通行人に対する受動喫煙防止を損なうことになる」
(県担当者)と見直しを図った。
という状況らしい。

トップの意向に従い、敷地内禁煙を打ち出すのは難しくないが
その後起こるこれらニコチン依存病患者たちの行動へも配慮
しなければならないとい典型例になってしまいました。
良くも悪しくも見本となることが多い長野県。

さて、沖縄県でも教育行政トップからついに
県立校全面禁煙へ/教育庁 来年度から実施(9月16日沖縄タイムス)
と意思表示をしました。市町村教育委員会へも協力依頼。
これ断る理由はないはず。

全面禁煙に踏み切るにあたり留意事項も伝えたとのこと
  1. 職員への周知を徹底すること
  2. 保護者にも協力を得ること
  3. 来校者にも敷地内禁煙であることがわかるようにしっかり表示する
  4. 現在喫煙している人への禁煙支援を行うこと
  5. 生徒達に対しては引き続き喫煙防止教育を進めること
  6. 敷地内禁煙については保健所の認証制度も活用すること
押さえるべきポイントを押さえていますね

これらを踏まえたうえで次年度からは学校敷地内禁煙が
実施されます。運動会も来年からは無煙が当たり前になる。

今、なすべきことは4の禁煙支援の受け皿づくり。
結局喫煙者全体の数を減らさない限り、いずれ長野県庁の二の舞になる。
だから学校医や禁煙を打ち出している医師会や
検診機関などが
もっともっと積極的に禁煙支援外来を展開すべきだと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2006.08.31

Children see,children do

Canada3

「子は(親の言うことは聞かないが)
親のすることを見本として、同じ事するでしょ」いう法則。
それが children see,children do
画像はカナダのタバコの包装紙。

そのことを裏付けるニュースを見つけました。

母譲り?女子中高生の喫煙、吸わぬ親と1・8倍の差(読売)

 両親に喫煙・飲酒習慣があると、その子供が中高生になって喫煙・飲酒する割合が、両親に習慣がない場合に比べていずれも大きく、父親よりも母親の影響を受けていることが、厚生労働省の研究班(主任研究者・林謙治国立保健医療科学院次長)の調査でわかった
 04年度の調査によると、喫煙する母親を持つ女子の喫煙率は、喫煙しない母親を持つ場合の1・81倍で、飲酒する母親を持つ女子の飲酒率はそうでない場合の1・66倍。父親が喫煙や飲酒をする場合は、それぞれ、しない場合の約1・3倍だ。

林次長の再分析結果ということだが、
「子どもを指導する前に親を指導すべき」
はうなづける。いや、一緒に勉強してもらった方がいい。

家で受動喫煙にさらされている子どもは、保育園登園後
ちょうどニコチンが切れる時間帯から不機嫌になるという。

ニコチン切れ園児
子どもを煙の害から守りましょう。

また、子どもが親の喫煙をあれこれ注意すると
怒る親もいるという。

逆ギレスモーカー

親の健康不安は子どもを言いようのない不安をもたらす。
それを心配して声をかけてるのに、逆ギレしてはいけません。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2006.08.23

仕事のふりしてファイル探す...

机に座って仕事をするふりして、実は ファイルを探すのに時間を費やしていませんか?
というパソコンソフトの広告を見て、ドキッとしたことを思い出した。
(まあ、それも仕事のうちっていう考え方もありはするが)

何の話かというと5年前の健康おきなわ2010たばこ計画策定時の
資料を探していた。確か、「目標値設定と葉たばこ生産県の関係が
記事になっていたはずだった」という記憶を頼りに資料を探した。

そのきっかけになったのがこのニュース。
喫煙率数値目標 18府県が数値目標(8月18日沖縄タイムス夕刊など)

厚生労働省は健康日本21の策定にあたって成人の喫煙率半減という
目標を盛り込もうとしたが、業界などの反対で見送った経緯がある
(でも地方には掲げさせた)
同省が都道府県の数値目標導入を調べたのは初めて
(国も今度は設定するつもりらしく、そのための下調べとのこと)


やっと見つけた記事。今回、国は初めて調べたというが、
すでに平成13年5月21日朝日新聞で同様の調査結果が掲載されていた。
都道府県の健康づくり計画 禁煙数値目標19県が見送り

まだ計画策定中の自治体がある最中に朝日が調査を行った。結果
葉タバコの主要産地に数値化を避ける傾向が強く
住民の健康を守る立場と、産業振興との兼ね合いに
悩んでいる実態がうかがえる。
とある。

99年の葉たばこ生産量上位10位

  1. 宮崎県→●見送り決定
  2. 熊本県→●見送り決定
  3. 鹿児島県→●見送り決定
  4. 岩手県→-未定
  5. 青森県→●見送り決定
  6. 福島県→△数値化方針
  7. 沖縄県→△数値化方針
  8. 茨城県→●見送り決定
  9. 大分県→●見送り決定
  10. 長崎県→●見送り決定

と軒並み黒星●。九州勢では唯一沖縄だけが目標数値を打ち立てた
と当時は意気込んだものだ(業界の反対もすごかったが)。最終的には
肺がんの死亡率が高いことが決め手になった。

あれから5年たって、国が初めて調べた調査。
同じように05年の葉たばこ収穫量ベスト10で比較すると

  1. 宮崎県→●数値目標なし
  2. 熊本県→●目標そのものがない
  3. 鹿児島県→●目標そのものがない
  4. 岩手県→○数値目標設定
  5. 青森県→●目標そのものがない
  6. 福島県→●数値目標なし
  7. 長崎県→●目標そのものがない
  8. 大分県→●数値目標なし
  9. 沖縄県→○数値目標設定
  10. 新潟県→○数値目標設定

3勝7敗。「目標そのものがない」も「数値目標なし」も同じ黒星●とした。
理由は業界や農家からの圧力が「数値だけは設定してくれるな」という
内容であったから。都道府県だけではなく、市町村の計画策定にまで
同様の働きかけをしている。

この間の葉たばこ販売実績の推移は64727トンから46828トンまで
落ち込んでいる(全国たばこ耕作組合中央会
業界も深刻である。同じ県庁の中でも農林水産部では葉たばこ生産の
推進に力を入れている。

部と部の主張の対立はよくある話であるが、こうなると三役や政治家が
介入して、いわゆる政治決着でかたが着くことが多い。でも、本当は
そういう意思決定の過程も、公衆衛生に含まれるではないかと密かに
思っている。たばこ以外の健康問題も他部局との調整なしに進展する
ことは少ないだろうから。

話があちこち飛んだついでにもう一つのベスト10を紹介。

  1. 沖縄    24.6%
  2. 東京    16.7%
  3. 北海道    4.8%
  4. 大阪     4.8%
  5. 神奈川    3.8%
  6. 千葉     3.6%
  7. 愛知     2.7%
  8. 福岡     2.7%
  9. 埼玉     2.6%
  10. 兵庫     2.4%

過去4ヶ月に、このブログooyakeを訪れた人の都道府県別順位。
数字は集計対象アクセス数4641件に対する割合をしめす。
アクセス解析機能というコーナーで拾ったデータです。一応
47都道府県全部からアクセスを確認しています。トップは地元。
一番使っているのは自分(職場でいろいろ調べてる)かも。

いつもどうもありがとうございます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.08.10

せっかくのリゾートなのに...

客室9割を禁煙に(万座ビーチホテル&リゾート)

沈みつつため息混じりにめくっていた新聞で見つけた記事 (琉球新報9日朝刊経済面)

沖縄全日空リゾートが経営する恩納村のホテル
万座ビーチリゾート&ホテル
来年4月から客室の9割を禁煙とする。

ホームページで客室情報で禁煙ルームを全体の約1/3に増設!
したというニュースが最近載っているので、一気に禁煙化が進む
ことになる。広報担当者の話として

せっかくのリゾートなのに部屋にたばこのにおいが残っている
いった声が多く寄せられた」
と話しているそうだ。

前に別のホテル経営者から聞いた「たばこにまつわる苦労話」として

  • においを消すのに時間がかかる(丸1日かかることも)
  • 寝たばこからの火災の心配が尽きない
  • 吸い殻が各地に散乱する
  • 分煙スペースや器具のために経費がかかる
  • 苦情対応
など中途半端に分煙にするよりは、全館禁煙の方が経営的にも良いらしい
そう簡単には行かないかもしれないが、時代の流れを読んだ今回の決断に
エールを送りつつ、他への良い見本になれるか経過を見守りたい

記事の中で個人的に印象深かったのは

宿泊予約は原則すべて禁煙室への案内とする

喫煙者は自ら喫煙者であることを申し出ないと禁煙室に案内される。
これまでとはまったく逆転した考え方である。でもそういう時代。

たばこやめ 浮いたお金で リゾートへ行こう
でもスイートに泊まるには1年分のたばこ賃(1日1箱300円→年10.8万円)では足りないという現実...

| | Comments (2) | TrackBack (1)

2006.08.02

禁煙支援外来開設までの道のり

ニコチンパッチを医療保険を使って治療したいんだけど...
平成18年6月1日よりニコチンパッチに保険が効くことになりました。 ニコチンパッチ=ニコチネルTTS(ノバルティスファーマ社製)

薬剤料だけでみると標準的に8週間コースで約2万円だったのが
保険適用により3割負担で済みます。すなわち、月3000円の計算。

しかし、保険診療を行うためにはいくつかの施設基準があります。
それをひとつひとつクリアして禁煙支援外来開設を目指しましょう。

[施設基準]
  1. 禁煙治療を行っている旨を保険医療機関内の見やすい場所に掲示していること。
  2. 禁煙治療の経験を有する医師が1名以上勤務していること。
  3. 禁煙治療に係る専任の看護師又は准看護師を1名以上配置していること。
  4. 禁煙治療を行うための呼気一酸化炭素濃度測定器を備えていること。
  5. 保険医療機関の敷地内が禁煙であること。なお、保険医療機関が建造物の一部分を用いて開設されている場合は、当該保険医療機関の保有又は借用している部分が禁煙であること。
  6. ニコチン依存症管理料を算定した患者のうち、喫煙を止めたものの割合等を、別添2の様式8の2を用いて、社会保険事務局長に報告していること。
[施設基準に係る届出]
  1. ニコチン依存症管理料の施設基準に係る届出は、別添2の様式8の1を用いること。
  2. 当該治療管理に従事する医師及び看護師又は准看護師の氏名、勤務の態様(常勤・非常勤、専従・非専従の別)及び勤務時間を別添2の様式4を用いて提出すること。
これらの書類をダウンロードして都道府県社会保険事務局に提出します。

施設としての基準を満たすためには

  1. 構内禁煙であることを示す
  2. 呼気中一酸化炭素濃度測定器がある
ことが必要になります。
1.については最寄の保健所に「敷地内禁煙施設」であることを申請すれば対応可能です。
2.については洲本市禁煙専門外来のページをご参照下さい。
その他、ニコチン依存症管理料情報については日本禁煙外来HPにかなり詳細な情報あり

なお、現時点で沖縄県における保険適用医療機関はこちらの22施設だそうです。
やんばるでは今帰仁村立診療所(0980-56-3581)のみが掲載されています
でも随時、沖縄県社会保険事務局に開示請求して情報を得る必要がありますね

そして、産婦人科領域、小児科領域でも禁煙支援が必要です。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2006.05.26

沖縄県タバコ対策フォーラム2006

世界禁煙デーのたばこ対策フォーラムを今年も開催します。
以下はその呼び込み文のメモ。

-----------------------------------------------------------
禁煙タクシー、禁煙レストラン、そしてホテルの禁煙フロアなど、
ここ最近いわゆる分煙の流れが進んでいます。
実際に煙(副流煙)が周囲の人に及ぶと、喫煙者だけではなく
非喫煙者の健康にも悪い影響があるため、受動喫煙と呼ばれています。

我が国では平成15年に健康増進法が制定され

「公共の場所や多数の利用者がいる施設の管理者は、
利用者が受動喫煙の害を受けないような措置を講じなければならない」
ことが定められました。

これまでの調査では県内の市町村庁舎等ではほとんどで
分煙対策がとられている一方で、飲食店やホテル等の対策が
遅れていることがわかっています。壁になっていることとして

「喫煙する客への配慮」

がよく挙げられますが、近年の禁煙指向の流れで
喫煙率は減少を続け全体の3割にも満たない状況を考えれば、
分煙(禁煙)であることをちゃんと表示して喫煙者の協力を求めれば、
分煙を進めることは可能です。

また、職場では喫煙する従業員が抵抗勢力となる場合もありますが、
喫煙者の6割超が禁煙を希望している状況を考えれば、
今年の禁煙週間のスローガンである

「やめたい人を手助けする禁煙支援」
を同時に行いながら、分煙を進めることは可能です。
ちなみに禁煙の禁断症状を抑えるニコチンパッチに対して
保険適用されることが決まっており
、これまでより少ない負担で
禁煙治療が行えるようになります。

県では健康おきなわ2010の中で、今後の分煙対策を推進するため、

公共の場所においては原則的に施設内禁煙を目標にすること、
その中でも学校は未成年の喫煙防止という観点から、
医療機関は患者への治療という観点から、敷地内全面禁煙を目指すべきである
としました。

今年の世界禁煙デーの日から

「沖縄県禁煙・分煙施設認定制度」
がスタートしますが、これに合わせてタバコ対策フォーラムを開催します。
基調講演は産業医大産業生態科学研究所の大和浩教授による
「受動喫煙防止対策とその進め方」、
シンポジウムでは受動喫煙対策の実践活動として、
がそれぞれの取り組みを発表します。

日時は5月31日(水)午後6時半~
場所は沖縄県総合福祉センター(那覇市石嶺)1階ゆいホールです。
分煙対策を進める上での参考になるお話が聞けると思いますので、
お誘い合わせの上、どうぞ足をお運び下さい。

-----------------------------------------------------

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2006.05.12

追い風ニュース(たばこ)

Smeio0511
昨日は恒例になりつつある名桜大学観光産業学科への夕レク
(夕方のレクチャー)。テーマは「たばこの害について」。約60分。
たぶん今年で最後だろうと思って、記念に写真を撮らせてもらった。


手持ち資料は間に合わなかったので、ここにアップします!と
言っても学生には届かない可能性が高いですね。
「meio2006.ppt」をダウンロード「manzai.mov」をダウンロード
「baby.mov」をダウンロード

強調したことの一つに

「何度もこうやって教育を繰り返すよりも、たばこを値上げすることが有効な禁煙対策です!」
(もちろん教育の効果も全く期待していないわけではないが...)

そしたら、たばこが値上げするというニュースが流れてきた。
マイルドセブンは1箱ついに300円(便乗値上げの疑いだって)
1日1箱300円、1ヶ月9000円、1年で...10万は超える


そしてもっとビックリしたニュース。
禁煙を治療するためのニコチンパッチ。この春からの制度改正でも
保険適用されるのは、禁煙指導で患者負担はあまり減らなかった。

「ニコチンパッチがもっと安くなれば、禁煙に踏み切る人も増えるはず」
日本禁煙学会からも提言していた)
と思っていたら、
保険適用されるでしょうというニュース。しかも、こ、こ、今月中とは。
厚生労働省は12日、衆院厚生労働委員会の答弁で、
禁煙の際に禁断症状を抑えるために使うニコチンパッチ製剤について、
今月中に保険適用を認める方針を明らかにした。
 4月からの診療報酬改定で、禁煙治療が医療保険の対象になった
にもかかわらず、ニコチンパッチが保険適用外だったため、パッチを
使用した場合、禁煙指導を含めてすべてが患者の自己負担となってしまい、
患者などから不満の声が上がっていた。
 近く医薬品の保険適用の可否を検討する中央社会保険医療協議会
(中医協)を開き、保険適用の手続きを進める。

あとは医療機関が「構内禁煙」という施設基準をクリアするべく
最寄りの認定機関(保健所など)と連携強化するといいですね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.05.07

分煙ボウリング

分煙ボウリング

ゴールデンウィークに家族連れでボウリングをする人も多いだろう。
結構真剣に投げるわりにはスコアは伸びず、でもみんなで楽しめる
というファミリースポーツの代表格。
ただ空気がきれいでないところが多いという印象。

ところが、昨日立ち寄った美浜のボウリング場のトイレ前で
みかけた貼り紙(A1サイズ)。終わって後気づいた。
そういえば視界もよかったような気がする。

ついにボウリング場でも分煙に取り組みはじめたかと関心。さすが中部。

ただ、おととい訪れた(毎日ボウリングしてるわけではない)南風原の
ボウリング場は建物全体にたばこの煙が充満していて、子どもは入るなと
言わんばかりの環境だった。施設間格差?

ボウリング場の分煙推進に注目しましょう(名護もね)

(参考)
うちなー家族の典型的休日の過ごし方。

父ちゃん早起き草野球。奥さんと子どもは途中から応援参線。
野球終わったらその場で車座でビール乾杯。そのまま団体で
ボウリング場に流れ込み、2~3プレイ。子どもたちはゲーセン。
備え付けの居酒屋やカラオケで楽しく過ごし、夜に解散。
独身者は引き続きスナックで反省会。

あちこちでユニフォーム姿の青年(実は中年)がウロウロしています。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2006.03.13

「タバコのわな」

管内のN中学校からは、毎年この時期に1年生向けの喫煙防止教育の
依頼がある。今年も事前学習や意識調査、そして質問疑問集も印刷して
持ってきた。いつものように講演を行い、予定を大幅に超える質問を
浴びせられて帰ってきた(取り囲まれた)。

感想の中に

私は世界にはたくさんタバコのわなにかかってしまった人がいるんだなと思いました
というのがあった。親は吸うらしい。
私はタバコのせいで死にたくない。だから大人になっても吸わない。
私は絶対に「タバコのわな」にはかかりません。

みんな、タバコのわなにかからないように学習し続けてくれ
という願いをこめて、教材CDとカラー印刷資料を綴り進呈してきた。
その中の一部です。


N中学校1年生のみなさまへ



3月8日の講義の時にはたくさん質問してくれてありがとうございました。

その時の資料を差し上げます(質疑応答集つき)。

紙に印刷したものとCD-Rの両方があります。

勉強したい人はどんどん勉強して下さい。

勉強しない人もたばこだけは吸わない人になって下さい。

たばこをやめられなくて困っている人は相談して下さい。

皆さんの成長を見守っている大人のひとりとして、力になれればうれしいです。

〒905-0017 名護市大中2-13-1 北部福祉保健所健康推進課長 糸数公

電話52-5219 FAX53-2505 E-mail : itokazu@nifty.com

たばこに関する質疑応答集(の一部)
Q1.たばこはなぜ売られているのですか

A.たばこが売れると国や県や市町村に税金が入るため売られています。しかしたばこを吸って病気になる人への医療費を計算すると、収入よりも損失の方がはるかに多いこともわかっています。

Q2.日本ではどれくらいの人がたばこを吸っていますか

A.現在の喫煙率は男女合わせて29.2%です。吸う人は少数派で、吸わない人に対して遠慮する社会になってきています。

Q3.たばこはいつ頃どこからやってきたのですか

A.タバカムという植物が10万年前南アメリカで見つかったという説があります。その後アメリカ新大陸に渡り、コロンブスが大陸を発見した1492年にはすでに喫煙という形態ができあがっていたようです。

Q4.たばこを吸って何かいいことがありますか

A.ひとつもありません。たばこによって気分がリラックスしたり、集中したりするという人がいますが、リラックスや集中するための手段は他にもいっぱいあります。病気にもなりやすく、お金もかかり、ゴミも出す。いいこと一つもありませんね。

Q5.たばこをやめれば汚れた肺はきれいになるのですか

A.肺はフィルターの働きをしますので、長く吸っていればいるほど汚れもひどく病気にもなりやすくなります。早くやめてきれいな空気を肺に送れば、もとの肺にもどりますが、時間がかかりますので、早くやめることが大切です。

Q6.ニコチンが一回体内に入ると、どのくらいしたら全部消えるのですか

A.たばこを吸うとニコチンは約7秒で脳まで到達すると言われています。ニコチン依存の状態だと、体内から消えていこうとするときに心と身体の依存症状が出るため、次のたばこを吸うことになります。個人差はありますが、禁煙してニコチン依存から脱却するのに少なくとも2~3週間と思われます。

Q7.コチニンって何ですか

A.コチニンはニコチンが代謝され尿中に排泄される代謝産物の名称です。

Q8.たばこを食べるとどうなるんですか

A.たばこ1本食べると致死的になると言われていますが、まずくて食えません。赤ちゃんが誤って口に入れる例は後を絶ちませんが、すぐに吐き出してしまうのが普通です。でもどれだけ食べたかわからないので、病院に連れて行き鼻からチューブを入れて胃の中を洗浄する必要があります。もっとも危ないのは、空き缶を灰皿代わりに使ってその液体に溶けたニコチンを直接飲むことです(これは入院になることが多い)。



たばこのワナに気をつけよう。
次は親子で聞いてくれと伝えたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.02.13

フロリダスモークフリー効果

沖縄でも日本でも喫煙率は年々減少中。
そのことによってどれくらいの経済効果、健康影響があるかという視点の資料を頂いた。
フロリダ州での室内禁煙法施行による効果のペーパー。

結論から言えば、たばこをやめたことで始まる健康影響のように
徐々にリスクが下がっていく疾患(冠動脈疾患、低出生体重などに代表される)の減少を
数値化していく作業が必要。
ただし、効果は1年後とそれ以降の長期的効果に分けて分析する必要がある。

それと、フロリダではこの法律により影響を受ける人の割合について

受動喫煙の害から免れる人:直接喫煙を止める人=15:1

として、受動喫煙の害の及ぶ範囲の広さ(絶対数の多さ)に注目していることに注目。


Health and Economic Impacts of the Proposed Florida Smokefree for Health Initiative より

ただし訳した紙の資料はリンク先よりもバージョンが一つ古いんだと思われる。

フロリダ州は早くからたばこ産業と禁煙者の闘いが行われた重要な場所である。
80年代早期には、フロリダ州のいくつかの都市で屋内空気清浄に関する条例が作られたが、
たばこ会社は州の飲食店組合に働きかけて、それらを覆えす州の法律を制定させた。
健康部局も当初はその法案に反対したが最終的には前進のための妥協点ということでそれを支持した。ということでFCIAA(Florida Clean Indoor Air Act)が制定され、フロリダ州で非喫煙者を受動喫煙の害から守るための動きはストップした。1999年には、フロリダ州は室内労働者が受動喫煙から守られる率が68%と全米50州+1州のうち、 24位という結果であった。

The Smoke-Free For Health Initiativeは州に対して法の修正を求めた。特に、たばこ小売店や指定された喫煙場所、立ち呑みバーなど以外の室内勤労場所における禁煙を要求した。このInitiativeはアメリカ対ガン協会や肺疾患、心臓疾患に関する学会など多数の団体により提唱されていた。

このレポートは、フロリダで制定されたこの強力で包括的な室内喫煙禁止法の効果を評価している。この評価には喫煙行動や消費量(うり上げ)の減少、たばこに関連する疾患の減少なども含んでいる。

法が施行されて最初の1年間にもたらされる利益

  1. 150万人のフロリダ州民が受動喫煙の害から守られた
  2. 103000人のフロリダ州民が喫煙をやめた
  3. 5600万箱(たばこ会社の利益として1億3000万ドル)の消費減
  4. 200例の急性心筋梗塞と50例の脳卒中が予防できた
  5. 心筋梗塞や脳卒中による死亡が90例を予防できた
  6. 350例の低出生体重児も予防できた
  7. 120例の新しい喘息患者発生が防げた
  8. 3例のSIDS(乳幼児突然死症候群)が予防できた
  9. 1200万ドルの医療費削減につながった
    • 900万ドルは心血管疾患の予防で
    • 200万ドルは低出生体重児の予防で
    • 100万ドルは0−5歳児の呼吸器疾患の予防で

さらに、受動喫煙および能動喫煙の防止の長期的な効果としては、がんや肺気腫も心臓疾患同様減少することが期待されるので、人口増や医療費値上げがないという前提で計算すると

  1. 2100例の早死(1200例は心血管疾患、580例のがん、320例の呼吸器疾患)を予防
  2. 700例の低出生体重児の予防
  3. 毎年医療費で2億ドルの節約(1億8500万ドルは禁煙成功による効果、1500万ドルは受動喫煙の害が減少した効果)が見こまれる

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.02.08

無煙ツアー in Okinawa への道

美女3人湯煙ツアーではない。無煙(むけむり)ツアーを考える。

年間観光客が500万人を超える沖縄県。

何となく健康になりそうなイメージが保たれているのも事実。
健康志向の高いお客さまを意識したツアーの商品価値も高いはず。

次年度の世界禁煙デー(5月31日)に向けて画策してみる。


標準的なお金を払って楽しむツアーの行程に沿って...

  1. 国内線(禁煙)にて那覇空港(店舗は自由喫煙)へ到着
  2. 禁煙の観光バスあるいはタクシー(禁煙は少数派)に乗る
  3. あるいはレンタカー屋へ連れていかれる(禁煙レンタカー?)
  4. 一路やんばるへ(途中沖縄自動車道SA=禁煙?で休憩)
  5. お食事で無煙といえばレストランフリッパー(美味空気)
  6. 国営海洋博記念公園のちゅら海水族館(たぶん禁煙)
  7. 今帰仁城跡で世界遺産を見学して道の駅ソーレ(?)で買い物
  8. 名護市内の禁煙ルームがあるホテル(たとえばルートイン)に宿泊
  9. しかし宿泊する部屋は禁煙でもロビーで煙攻撃に遭ってしまう(減点)
  10. 翌日はエコツーリズムで有名な東村へ(さすがに無煙だろう)
  11. 宿泊はあのカヌチャリゾートホテル(無煙は難しいかな)
  12. ゴルフを楽しんでチェックアウト。帰りにラーメン食べたくなり
  13. 北部随一と評判のまーさん堂(ここは禁煙ラーメン屋だった!)
  14. 隠れた人気のオリオンビール大学にも申し込んでいた(分煙?)
  15. おみやげはいつも賑わっているやんばる道の駅(どうだろ?)へ
  16. きれいな空気と楽しい旅行の思い出を胸に那覇空港へ

施設が北部管内に偏っているかもしれないが気にしないように。

まずは旅行者のツアーのパンフレットもらって施設に聞いてみよう
16の行程のうち、どのくらいで煙を浴びてしまうんだろうね。
利用者の視点でパッケージとして考えるのがミソ(縦割りではなく)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.01.12

禁煙指導に診療報酬

厚生労働省の診療報酬改定方針が中央社会保険医療審議会に提出された。
検討はこれからで、点数が見えてくるのは2月、実施は4月からという日程。
この中で生活習慣病予防の項目として

 ・ニコチン依存症患者への禁煙指導を評価

が載せられている。

これまで医療機関でのニコチン製剤による禁煙指導には保険が効かなかった。
そのため数万円かけて禁煙にトライしなければならず、敷居が高かった。

一生のタバコ代に比べれば安いもの!

などと言って説得したりもしたが、あまりピンとこなかったかもしれない。
しかし、これでいくらかの保険が適応されて自己負担が低減されれば
確実に敷居は低くなる。対象としては
妊婦や小児などへの適応も期待したい

たばこをやめたくてもやめられないニコチン依存症は「病気」である。
「病気」だから他の疾患と同じように治療の対象となる。
その治療にかかるお金を保険でまかなう。という流れ。

ニコチンには「依存性」があることは日本たばこ産業も認めているが、
「依存症」ではないと主張している。

たばこについて「依存症」という言葉が使われることがありますが、私たちは依存と「依存症」とは区別されるべきものと考えます。例えば「アルコール依存症」は「アルコール依存の結果生じた行動異常、精神障害、あるいは臓器障害」と定義されています。このように「依存症」とは、依存の結果としての、精神・身体・行動への影響が著しく医学的・社会的に問題となるような症状を指すものです。

たばこを吸って病気になって医学的にも社会的にも問題になるから「依存症」でいいと
思うんですけど。同じくJTのサイトには
私たちも、喫煙は特定の疾病(妊娠に関連した異常を含む)のリスクを高めると認識しています。(喫煙と健康より)

喫煙の健康影響に関する疫学研究データには真っ向から反論していますけどね。

診療報酬改定のニュースは今後も要フォローですね。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.12.28

見つけた!たばこ消費量の計算方法

健康おきなわ2010中間評価総括検討委員会で指摘され、
「県民一人あたりの年間たばこ消費本数」という指標が復活した。

前回の校正原稿をようやく見つけて(捨てないでよかった)
書きなおすことに。



県内のたばこ消費量は、平成14年において

ということになります。
すなわち県民ひとり当たり年間2042本消費している。


ちなみに、策定当時は平成8年データで同様に計算しているが
約3100本であった。この期間に1000本余消費が減っている。
当時は県たばこ税収が34億5070万円だからうなづける変化だ。

このやり方で計算すると、市町村たばこ税、1箱当り59円54銭、
そして市町村人口があれば、市町村ごとの比較も可能かも。

冬休みの宿題がたくさんあるので、それ済んだらやってみよう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.12.23

買いにくい・捨てにくい・吸いにくい2

未成年の喫煙をゼロに本気でしようと思ったら まずはたばこを買いにくい環境を大人が整えることが必要 今は残念ながら買いやすい環境が揃っている

  • 対面販売では年齢チェックなどの対策が進められているが、 同じ店内に自動販売機が設置されていては効果半減。 (対面年齢チェックがはじまる頃から店舗内、あるいは店舗出入り 口の自動販売機設置が目立っているのは気のせいかしら)
  • あくまでも自動販売機は対面販売の延長であり、こっそり買え る場所に置くのはルール違反。そういう条例(青森県深浦町のような)を地域で作り上げたい
  • 後は小さい頃からおつかいといって、たばこや酒を買いに行か せない
  • 小泉総理も本音をのべたと言われているたばこの思いきった値 上げ(たばこ税引き上げ)でさらに買いにくい状況を作りだすとか

「捨てにくい」状況についてはすでに沖縄県ではちゅら島環境条例というのがあり

たばこの吸い殻を捨てて美観を損ねたものに回収する措置を命じ、 これに従わない場合は2万円の罰金を科す
ことができるとされている。 歩きたばこ禁止条例で注目を集める千代田区でも、もともとは 環境美化の視点から千代田区生活環境条例を制定した。 その経緯もホームページに紹介されているが、
☆「罰金=刑事罰」では実効性の確保が困難と考え、行政罰である「過料」を導入しました。
など、参考になるところが多い。 ここももう一歩前に進まなければいけないが、まずは住民の声を 拾う場を設けるところが出発点だろう。

吸いにくい状況については、これまで以上に健康増進法を周知し 喫煙制限区域を拡大していくことが必要。 ターゲットは県の主要産業のひとつである観光部門。 パッケージで捉えて、

  • 空港
  • 公共交通機関(バスタクモノ)
  • レストラン
  • みやげ品店
  • ホテル
  • 観光施設
などなど、これまでも単発で圧力をかけたりしてきているが 広く他分野を巻き込んで合意・納得の上で進めましょう。 無煙ツアー(湯煙ではない)とか売り出してくれないかしら→旅行会社 あとは結婚披露宴会場での分煙は早めに手をつけたいところ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「買いにくい」「捨てにくい」「吸いにくい」

たばこ3Kの3つのKは

  • くさい
  • かっこう悪い
  • 健康に悪い

それに対してたばこ対策の3「にくい」は
  • 買いにくい
  • 捨てにくい
  • 吸いにくい
で行きましょう。(つづく)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.12.14

たばこ3K

やるじゃないか、杉村太蔵議員。
自民党議員有志と健康日本21推進協議会メンバーによる意見交換の場で

「臭い、汚い、格好悪い、金がかかる、などの言葉を『たばこ3K』として、
若者が喫煙を敬遠するようなイメージ戦略を進めてはどうか」と喫煙者減少に向けて提案

12月6日ヤフーニュース)「健康に悪い」「子どもが真似する」「かっこいいと思うのは勘違い」なども3K候補。

でも、昨夜の肺がん勉強会での

50-70歳代男性の自覚症状から発見された肺がんは手術不能の進行がんが多い

というのを見ると、やはりたばこを吸いにくい環境づくりとたばこの害に関する情報提供が
まだまだ足りないという印象だ。さて、

ここ数日はたばこ増税なるかという攻防が続いている。
いったんは自民党が2006年以降の検討課題としたものの
公明党が児童手当拡充に当てるために1本1円(1箱20円)程度の増税を主張
これに対して

「自民税調としては、あくまでも(たばこ増税に)反対だ」

しかし自民党内からも増税賛成論が復活し、調整は難航
今のところ最新のニュース(ヤフーたばこ)では
自民税調大綱の概要判明 清酒下げ、ワイン増税 たばこは最終調整 (サンケイ)
ということになっていて
「たばこ税」の増税については、最終調整を続ける。

15日午後の大綱決定までギリギリの攻防が続く。

追記12月16日AM5:00
ヤフーたばこシリーズのその後
<与党税制大綱>2兆円超の増税へ 定率減税全廃も (毎日)

たばこ税は1本当たり1円増税する。
という決着。
またチマチマ増税に終わってしまった。
感心したのはこのタイミングをねらったかのように流れてきたこのニュース
 小売価格で1本1円のたばこ増税を政府・与党が14日決めたが、1箱(20本)当たりの価格が今の倍近い500円に上がれば、喫煙者の半数がたばこをやめようと考えていることが、民間の調査でわかった。

500円たばこで喫煙率半減。ただ、与党の今の関心事は喫煙率ではなく税収。
500円で喫煙者半分になったとしても、税収は変わらないのかどうかまで言及して欲しかった。
参考記事
1000円たばこ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.12.04

服が臭くなる披露宴

もちろんタバコの話。
沖縄の披露宴はそれがコラムネタになるほど、ユニーク。
(たびんちゅ沖縄旅行人の沖縄うんちく話を参照下さい)
親類縁者老若男女赤ちゃんから年寄りまで集結することが多い。

しかし会場内では喫煙制限がされている例はほとんどなく
(私は経験したことがない)、帰宅後は当然イッチョーラーがたばこ
臭くなってしまう。
先日の健康おきなわ2010たばこ検討部会でもこれが話題になった。

分煙については学校や病院は敷地内全面禁煙という方針になりそうだが
もっとも対策が進んでいない(喫煙者に遠慮している)サービス業やホテル等も
ターゲットになる。健康増進法の周知+目玉事業の組み合わせで攻めていく。
その一環として「披露宴 たばこのけむりは 拾わん宴」......くるしい?

もちろんリゾートウェディングなどで売り込んでいる観光業界も巻き込むこと。

巻き込むといえばちゅら島条例で禁じ手となっているポイ捨ても話題に。
車を走らせながらたばこを持つ手を窓からチョコンと出している奴は特に注意。
自分の車に臭いはつけないうえ、吸い殻は道に捨てる可能性大。地球は灰皿か?

「喫煙者は少数派」「喫煙は時代遅れ」「喫煙は病」など
喫煙者を取り巻く状況は厳しい(そういう時代)。この中でもなお
たばこを吸うという選択をするならば、周囲の人々に迷惑に(害に)
ならないように歩み寄る姿勢が必要だろう。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2005.11.25

たばこに関する10の指標@おきなわ2010

全国各地で中間評価が進んでいる健康増進計画。
沖縄県ではその名も「健康おきなわ2010」
健康日本21にならって項目ごとに指標を設定しています。
2010は「ニィマルイチマル」なのか「ニセンジュウ」なのか迷う人も多いが、
2010年までの到達目標を設定しているので、正しくは後者。
21世紀における健康づくり計画ではなく、当面10年間の道標という意味です。

そろそろ中間評価のための準備をしなくてはならない時期。
たばこについては指標を次の10候補(+次点1)に絞っていく予定。すなわち

  1. 男性の喫煙率
    指標改善。
    国全体として喫煙率低下の流れがあり、その「ムード」の影響が大。
    ただし関係機関も「ムード」により活動がやりやすい状態であり、今が攻め時。
    「喫煙者=マイノリティ」という世論形成ができるところまで行きたいところ。
    さらなる喫煙率低下のためには、たばこの値上げが必要。
  2. 女性の喫煙率
    指標改善(目標を突破)。
    男性に比べると特に若い世代で喫煙する女性が目立つ印象。
    特定の職種(看護職?)やグループでの喫煙率を算出してみる余地はあり。
    妊娠中の喫煙もなかなか減らない(指標は独立させずここに含ませる予定)
    職場や禁煙区域は守るものの通勤中や帰宅後に一服する吸い方が主流
    名づけてcommuting smoker? ( or after 5 smoker)
  3. 喫煙者のうち禁煙したいと思う人
    指標改善(男性61%女性67%)。さらなる増加を。
    男女とも5年前よりも10ポイント増加して、禁煙志向が高まっている状態。
    優先的に効果的な禁煙支援につなぐ必要がある。
  4. 喫煙の影響についての正しい知識を持つ
    指標不明。
    健康影響については、呼吸器系ばかりではなく全身に及ぶことをさらに周知。
    喫煙が寄与した県内の死者は、自殺の約3倍に及ぶ(というデータもあったはず)
    あらゆる場面で引き続き情報提供することが指標3のアップにもつながる
  5. 禁煙補助剤を処方している医療機関
    指標増加。約6倍に増えた!
    これとともにニコチンガム(市販薬)の販売状況もおさえておきたいところ。
    ニコチンパッチが次年度から健康保険適用という情報もある
    喫煙妊婦(=胎児虐待者)への適用も実現させたいところ(現在は禁忌)。
    あるいは薬局で市販されることも実現可能か?
  6. 勤労者の禁煙支援を行っている事業所
    指標不明。
    特に20-30代の喫煙者が多いことからこの世代をターゲットにした禁煙指導が必要。
    子どもの親世代とも重なる。保険者や事業主の健康づくり活動のきっかけに。
    企業イメージや業務効率の改善というメリットもある。
  7. 未成年の喫煙
    指標改善中。しかし目標はゼロなので、さらに対策を強化する必要がある。
    指標が改善した理由は携帯料金による小遣い圧迫のせいではなく
    周りの大人たちがたばこを吸わなくなった影響と考えるのが筋。
    情報提供と環境整備を続けていく必要がある。
  8. 違法性の高い自動販売機の撤去
    指標不明。指標7の改善に向けての大きな柱。
    自販機設置マップづくりなどの草の根的活動が手本。
    県庁1階ロビー横に(こっそり)設置されている自販機君も違法性高いね。
    活動の裾野を広げるためにNPO支援などが必要であろう。
  9. 公共機関における分煙の推進
    指標改善。健康増進法の影響が非常に大きい。
    分野ごとに目標を示す。特に学校は敷地内全面禁煙に
    ベースラインデータや分煙分類は既出調査を参考にすべき
  10. 健康増進法を知っている事業主
    指標ベースラインなし。しかしH16調査では81%が「知っている」
    さらに分煙を推進するためには、管理者への啓蒙が必要。
    特にレストランや観光業など、県主要産業に焦点をあてた普及を粘り強く行う。
    分煙が何らかのインセンティブになるような仕掛け(認証制度など)も必要か
  11. 喫煙の健康影響を周知する市町村数(次点)
    指標不明。
    市町村による取り組みの差が大きい。やらんでいいと思っているところが多い。
    やっているところを賞賛する必要がある。医療費分析などの面でも。
    国保と連携した方が対策は進むかもしれない。


以上の指標について、

  • 課題(指標値に関する評価)
  • 関連するエビでんす
  • 関連する県内の活動(関連していることをお知らせする)
  • 今後5年間の取り組み、優先度

などを記載する予定です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.11.17

たばことサヨナラする日(11月17日)

今日は何の日シリーズ。出勤途中のラジオ(wave89)で聞いた。
Great American Smokeout
(contributed by Prescilla Quirk)
初めて聞いた。日本語に訳すとたばことサヨナラする日

たばこをやめてから起きる身体の変化を知ろう。
最後に吸って20分以内にあなたの体には変化が現れます。
以下にそのシリーズを示します。
出典はこちら



20分後
  • 血圧が正常まで下がります
  • 脈拍が正常まで下がります
  • 手のひらと足の体温が正常まで上昇します

8時間後
  • 血液中の一酸化炭素レベルが正常まで下がります
  • 血液中の酸素レベルが正常まで上昇します

24時間後
  • 心臓発作を起こす頻度が減ります

48時間後
  • 神経終末が再生をはじめます
  • においや味がわかるようになります

2週間から3ヶ月後
  • 循環機能が改善します
  • ウォーキングがやりやすくなります
  • 肺の機能は30%アップします

1〜9ヶ月後
  • 咳、副鼻腔うっ血、疲労感、息切れが低減します
  • 肺のせん毛が再生し粘液を処理する能力が向上→感染が減少
  • からだ全体の活力energyが増加します

1年後
  • 冠動脈疾患のリスクが喫煙者の半分にまで下がります

5年後
  • かつて毎日1パック吸っていた人の肺がん死亡率が半減
  • 脳卒中のリスクも非喫煙者や5-15年禁煙者並みに減少します
  • 口腔、咽頭、食道がんのリスクが喫煙者の半分になります

10年後
  • 肺がん死亡率が非喫煙者と同じくらいになります
  • 前がん状態の細胞も(正常細胞に)置き換わります
  • 口腔、咽頭、食道、膀胱、腎臓、子宮頚部、すい臓がんのリスクが低減します

15年後
  • 冠動脈疾患のリスクが非喫煙者と同じくらいになりますi>



あなたも今日からサヨナラしてみませんか?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.10.22

校長先生のための敷地内禁煙化マニュアル

週明け月曜日には教育事務所主催に学校校長会があります。
そこで1時間も時間をもらって、お話することを許されました。
テーマはずばり「学校敷地内禁煙について」
これを推進するためには校長先生の理解と協力が必須です。

というわけで以前もお知らせした学校敷地内禁煙化マニュアルを
校長会で配布することになりました。

manual2005
A5サイズ。合計12ページ(うち4ページは校長先生自身のメモ欄)
表紙(表裏)のみカラー刷り。あとは白黒。
学校数(約80冊)印刷製本(ホッチギスですけど)して配布する。

これを虎の巻として敷地内禁煙化を進めてくれる校長先生が
一人でも増えることを願って講義してきます。

内容は6ステージから構成。その概要は以下の通り。

  1. 校長の決断ステージ
    • 学校敷地内禁煙は時代の流れ
    • 日本学校保健学会
      • 「タバコのない学校」プロジェクト
    • 健康おきなわ2010(県民運動)たばこ部会
      • 敷地内禁煙の学校数を増やすことを目標に
    • 積極的に取り組む姿勢が評価される
    • 「喫煙は病」との認識で医療機関に相談を
  2. 下調べのステージ
    • 職員や来客者にどれくらい喫煙者がいるのか
      • 抵抗勢力?協力者?
      • これをきっかけに禁煙する人もいる
    • 月曜朝に仕事が「吸がら拾い」してませんか
      • 地域の大人が捨てた吸がらを子どもが拾う現状
    • 地域に禁煙を支援してくれる医療機関名は?
      • 保健所に聞いてみる
      • 学校医や学校薬剤師に聞いてみる
  3. 所信表明ステージ
    • 職員会議や学校保健委員会の場で方針決定
      • 教育委員会にも伝えましょう
    • 同時に禁煙を支援する体制について伝える
      • 喫煙する職員や関係者向けに
    • 学校医や学校薬剤師に禁煙支援にも関わってもらいましょう
      • →たばこ問題検討委員会を
    • 治療代が高い?
      • たばこ代よりは安いと思いますけど…
  4. PTAへの説明ステージ
    • 職員以外の喫煙者(PTAなど)の協力が必須
      • 喫煙率の高い世代(20~30代)
    • ここがネック?
      • 子どもの健康を守ることには反対しない(はず)
    • PTA集会や勉強会などで説明
      • 「学校ではたばこを吸わないで」
      • もちろん禁煙に導けたら、もっといい
  5. コーチ陣への依頼ステージ
    • クラブ活動の指導者として、学校に協力してくれる地域の方々へもお願いします。
      • 学校で、いや、子どもの前でたばこを吸わないで
      • あなたたちは子どもの「見本」です
      • 影響力がとても大きい
    • 健全育成の観点から敷地内禁煙への協力を依頼
      • たばこの害を伝える役割も担えるはず
  6. 禁煙区域表示ステージ
    • ここまで進んではじめて敷地内禁煙化達成!
    • 校門や建物入り口のわかりやすい位置に表示
      • 示しないと喫煙者も協力できない
      • 表示していると「学校の中では吸わない」
    • ポスターやロゴマークを活用
      • 子どもたちの手づくり作品であれば効果大
    • 保健所などの分煙認証制度にも申請を

マニュアルの効果をはかる指標は?まだ決めていません。
モニター調査が必要かも。

使ってみたいなぁ(見てみたいなぁ)という方には、こんなもんでよろしければ
差し上げますので、メールでご連絡を。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2005.10.10

運動会と灰皿2

約2ヶ月ぶりのたばこの記事。
と言ってもこの間たばこ関連業務が止まっていたわけではなく

  1. 高校生への薬物乱用防止講座の組立てを学校側と企画したり
  2. 禁煙を希望する中学生(とその親)に対して個別禁煙支援を行ったものの
    そのフォローの難しさに頭を悩まされていたり
していました。ちなみに
薬物乱用防止講座については、2時間確保し
  • 1時間目で総論(たばこ、アルコール、薬物)を医師が講義形式で行う
  • 2時間目は各論で1年はたばこ講義、2年は断酒会の体験談、3年は元麻薬取締官のお話
というように分割しておこなった。これだけの時間が確保されているとやりやすい。

また、個別禁煙支援についてはやはり学校や専門機関が連携して行う必要あり。
禁煙ステージのアセスメント、基礎講義、禁煙意志の確認、禁煙実施とそのフォロー
という順番で進むと思うが、役割を明確にしてフォロー(見守り?見届け?)まで
する体制を次年度からでも構築したい。

さて、昨日は運動会だった。昨年の今頃「運動会と灰皿」を書きました。
でも今年の案内文にも学校内は禁煙ですよという記載はなく、
ノースモーキングスクール宣言という表示も人垣に埋もれてしまった。
(この時点で敗退=喫煙者に協力を求めていない)

あとは喫煙者の自覚に期待したいところだが、やはり数は少ないが
ところどころ家族と観覧席に座ってたばこを吸う人を見かけた。
やはり自覚だけではニコチン依存には勝てない。

運動会は敷地内全面禁煙の試金石と言われるが、まだまだ徹底するには
準備が必要だなぁと感じながら過ごした。
(もちろん、ちゃんと場所取りや応援や撮影や運搬にも頑張りました)

l今度、10月の地区校長会で「敷地内禁煙化マニュアル2005」(原案はココ)の
講話をする時間を頂きました。
運動会でもちゃんと意思表示しましょうとつけ加えよう。

関連Q&A(教えてgoo「小学校の運動会でたばこを...

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.08.14

昨日のメモ(8月12日)

紙のメモのメリット・デメリット

資料に直接書き込んだり、図でイメージ化を容易にするし。

立花隆はイメージするなら3次元で描きなさいと言った。

しかし、ものぐさ太郎はそのメモをしばしば紛失する。

事後の整理をマメにやらないと次第に記憶からも失せる。

それならば、と直接電子媒体に打ち込むことにトライする。

(案外会議などで見かける電子速記族)

打ち込む音が周囲の耳障りになっていることも気を留めてね。

それよりも論点をまとめて打ち込んでいくことは容易ではなく

さらにそれから自分の考えを発言したり議論するのは至難の技

でも、メモは必ず媒体のなかに記録として残り

必要なときに取り出して参照可能(これは大変お役立ち)

ブログだと、そのメモをウエブサイト上に残すことが可

インターネットにつながる環境であればどこからでも参照可能

それを必要な「他人」に紹介することもできるところが便利ね

ただし他人の目があるのである程度まとめられた文で書くこと

などを考えながら12日の仕事を振り返る


「介護保険制度改正に伴う老人保健事業のゆくえ」につい
ては、65歳以上の検診を除く事業は地域支援事業へ移行して、介
護予防のためのツールとなる。

講義後の質疑応答で出た問題点

  • 介護予防アセスメントからサービス提供までの流れを地域
    全体としてイメージしづらい(これが地域支援事業計画になるんだ
    けど)
  • 介護が必要となる主要疾患に、高血圧の治療を受けながらも脳
    血管疾患を発症する高齢者がいる(医療側へのアプローチも必要)
  • 介護予防は、廃用症候群と脳卒中パターンの2つが車の両輪だ
    が、地域支援事業計画の中味は前者だけ盛り込めばいいのか?(生
    活習慣病予防の視点も必要なので、健康増進計画と一体的な流れで
    策定できるといいが)


夜は夜でたばこ対策中間評価会議

目標の達成具合・新たな指標や調査の検討


  • 男女とも喫煙率は減少している
  • 女性は既に目標値を達成したが印象としては若い喫煙者は多い
  • 他の喫煙率のデータで特に若い世代の喫煙状況を把握する
  • たばこをやめたいと思っている喫煙者も増加中
  • この人の禁煙志向をいかに支援するか(医療機関で事業所で)
  • だから1つ目の柱「たばこ消費量の減少」は「禁煙支援」へ
  • 「受動喫煙の害を防ぐ」項目は健康増進法施行により飛躍的に
    改善している」
  • 現状値はH16年2月の調査結果を用い、目標値はすべての学
    校で敷地内禁煙実施する
    などを盛り込む
  • 飲食店やレストランでどの程度分煙対策に取り組んでいるのか
  • 健康増進法を知っているかを把握する(一般県民にも)
  • たばこが健康に及ぼす害の正しい知識の把握は調査候補
  • 未成年の喫煙ゼロは厳しいと言う状況(これが今後の重点?)
  • 学校での取り組みを調べる(授業で行われているか)
  • 環境整備としては、やはり自動販売機の問題が大きい
  • 不法に設置されていたり児童生徒が利用しやすい場所にも
  • そのような自動販売機を対象にした「調査」を計画しよう
  • 宜野湾市のNPOの活動がモデルになる


街の自動販売機をチェックする項目を考えるのが宿題です

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.08.12

禁煙ミシュラン

今日は夜からたばこ会議。健康おきなわの中間評価について。
評価の視点は

  • 目標の達成度(保健指標レベル-行動知識レベル-取り組みレベル)
  • 目標に達しなかったのはなぜ?(課題抽出)
  • 指標の妥当性(入手可能性や網羅性も含めて)
  • 最終目標(5年後)の確認と新たな指標の検討
  • 今後重点的に取り組むべきテーマ(これが取り組みの指標となる)
という順番で議論を進めて報告書を書くところまでがミッション。

この会議では直接取り上げることはないが、禁煙認証制度についての記事。
禁煙促進へお墨付き 自治体、相次ぎ認証制度(産経)

横浜市都筑区は人口の約2割を占める未成年の受動喫煙を防ごうと今年3月、禁煙・分煙を実施する区内のレストランや喫茶店にお墨付きを与える「空気もおいしい飲食店」認証制度をスタートした
岩手県でも4月から同様の制度を開始。店舗の名前や住所に加え、店の写真やメニューも県のホームページで掲載している。「地域の健康づくりに協力していただくことで、売り上げ増など店側にもメリットがあるよう知恵を絞った」(保健衛生課)
東京都千代田区も6月から、飲食店を星の数でランク付けする制度を開始した。営業時間すべてが喫煙禁止の「完全禁煙」店には三つ星、店内に独立した喫煙席があり、たばこの煙が禁煙席に流れ込まない構造の「完全分煙」店は二つ星に区分する。
など、全国的に禁煙ミシュラン的な取り組みが増加している。

しかし飲食店での伸びはイマイチ。

実際、東大大学院医学系研究科の中田ゆり客員研究員らが昨年、全国の中小飲食店約1200店の分煙状況を調べたところ、約8割が何の対応も取らず、その6割は「今後も予定がない」と答えた。いち早く認証制度をスタートさせた北海道や滋賀県でも登録店舗は伸び悩み、中田さんは「規模が小さいお店は、たばこを規制することで顧客離れや売り上げ減などの悪影響を懸念している」と分析する。
昨年紹介したカレーハウスCoCo壱番屋のように全国チェーンで基盤がしっかりしていれば、 まだしも、中小飲食店では売り上げに直結するだけに厳しいのか。

しかし居酒屋でもついに全面禁煙が実施されるなど
(これは小児が居酒屋に日常的に出入りする沖縄には是非必要かも)
分煙・禁煙の流れは着実に進んでいる。

日本人の喫煙率は3割を割り込み、7割の国民が吸わない時代。 ワタミのように禁煙をアピールすることで、たばこの煙をがまんしていたお客さまを呼び込めるのでは

喫煙者は少数派であるという認識を広げることが大切だと強く思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.07.19

東京ディズニーランドと受動喫煙

5日ぶりの更新となりました。せっかく夏休みをまとまって頂いたので
パソコンのない環境で5日間過ごしてみました。おかげさまで休み満喫。
とは言っても子どもを連れて歩いている身なので、たばこの煙はやはり
気になるところ。

というわけで今回大変お世話になった東京ディズニーランドと受動喫煙対策を報告。

公式ホームページにも

皆さまに楽しく安全にお過ごしいただくために
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでは分煙化を実施しています。
アトラクション、ショップ、レストラン等での喫煙、および歩行中の喫煙は
ご遠慮ください。喫煙は灰皿のある場所でお願いします
(携帯用灰皿をお持ちのお客様もご協力をお願いします)。
とアナウンスしているだけあって、施設入り口や施設内にも表示はされていた。
(ただし、サービス施設MAPには灰皿設置場所の表示はされていない)

では分煙は完璧かと言うとそうでもない部分もあった。
特にたばこの煙が「いっぱい」だったのは正面入り口入って右手側の
コインロッカーとベビーカー貸し出し受付場所のすぐ脇にあるトイレの前。
子連れ旅行で荷物を預けて一日遊んだら、帰りに立ち寄ることが多い場所。
ベンチに座って休みたくなる場所に灰皿が並んでいるので喫煙者は当然そこで一服。 TDL3
親子が目指すトイレはその奥にあるため、その「たばこ通り」を通過しないといけない。




建物内(ショップ・レストラン)では禁煙が進むが、屋外や路上では分煙はまだまだ遠い状況。
煙たなびく禁煙地区(読売5月8日) にもあるように、喫煙所を設けるかどうかでも意見が分かれているようである。

灰皿を置くにしても、もうちょっと隅っこに置いて無煙空間を確保して欲しいものだ。
だって、分煙の目的は「受動喫煙の害を防ぐこと」なんだから。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2005.07.02

10代妊婦の3割弱が喫煙(全琉)

県内ローカル2紙とも社会面で掲載したこのニュース
10代妊婦 4人に1人喫煙 全世代3.1ポイント増(琉球新報)
10代妊婦3割喫煙/県小児保健協調べ(沖縄タイムス)

(社)沖縄県小児保健協会では全市町村の乳児健診を受託して実施している
毎年市町村の健診関係者を対象に行なっている報告会が昨日あった。
市町村は同協会で作成した共通の問診票を使用していて
その問診票に「妊娠中の喫煙(父親・母親)」を問う項目がある。
これを集計した結果が上記のニュースソースというわけだ。
だから同じ項目を聞いていれば毎年モニタリングできる(これが強み)


記事の中で報告者が指摘しているように

「妊娠中の喫煙は胎児に深刻な影響を与える。
母親の喫煙をやめさせるには、父親も一緒に禁煙する必要がある」
禁煙外来の設置や常に周囲が見守る支援体制も必要だ。
産科医も喫煙が乳児に及ぼす影響の深刻さを、しっかりと母親に伝えなければいけない

しかもこの禁煙化が進む世の中の流れに逆らって

99年度に「妊娠中に喫煙をしていた」と答えた母親は全体の7・7%だったが、
04年度には10・8%に増加した」
という状況。
妊娠中の喫煙状況
昨日その報告会でもらった資料が手元にあるので追加情報を。
保健所ごとにみた母親と父親の喫煙者の割合(全世代ね)                                                                                         
保健所母親父親
北部11.460.8
中部11.557.3
中央10.755.9
南部9.055.2
宮古10.860.4
八重山11.458.9
全琉10.856.9

北部は男性ワースト1、女性ワースト2という状況です(トホホ)。
このテーブルを見ると妊婦の喫煙防止を叫ぶならいっしょに
パートナーにも働きかけるべきということが理解できるだろう。


若い夫婦が多いというのも影響しているのだろうね。
11日には、母親の喫煙率県内ワースト1(なんと60%)の東村の
児童生徒に喫煙防止教育に出かけてくるので、これも紹介しよう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.06.10

スポーツとたばこについて

「スポーツとたばこについて」と言う講演会に行ってきました。
会場は大宮中学校体育館。全校生徒に対して講演を行ったのは
名護市の少年サッカー専門技術指導員であり、北部福祉保健所の
たばこ対策連絡会議のメンバーでもある「きたちん」さん。保健所職員は裏方。

教材「たばこスライド2004」を使って約45分の講演でした。
子どもたちは、普段地域で活動している身近な指導者からの話とあって
静かに聴いていました。話が終わった後に講師に声をかけに寄ってくる
教え子たちもいて、講師と生徒の距離が近いなぁと感じました。
講師の「きたちん」さんも、400名余りの生徒が見つめる中で話をする
という慣れない状況の中、しっかりとメッセージを伝えていました。

特にスライドに入る前に彼が言った

  • スポーツでも美術でも何でもいいから、いろんな活動を通して自分をしっかり表現できるようになって欲しい
  • 皆さんのまわりには皆さんを見守っている大人が常にいることを覚えていて欲しい
という言葉がハートフルで印象的でした。
大宮中は校長室の前に優勝旗が11本も並ぶほど、スポーツや音楽などの
活動が盛んで、多くの指導者たちが子どもたちに関わっているはずです。
生徒にとって、彼らは場合によっては親よりも影響力が大きい存在で
繰り返しメッセージを伝えたり励ましたり相談に乗ったりすることができます。
講演後の校長室での話で、校門への禁煙区域表示もしれくれそうな感触でした。

北部地区のスポーツ指導者による喫煙防止教育はまだ始まったばかりですが
徐々に他の種目にも広げていけたらいいと思います。そうすると地域にも定着するし。
保健所は黒子がいいです。

「きたちん」さん、本当にお疲れ様でした。

| | Comments (2) | TrackBack (2)

2005.05.31

タバコ対策フォーラム2005

平成17年度世界禁煙デー「タバコ対策フォーラム」の座長をしてきました。



テーマは「タバコ規制における医療・公衆衛生専門家の役割」

基調講演はライフスキル教育の第1人者西岡伸紀先生(JKYB研究会

  • ライフスキル教育の実践例を紹介
  • 先行因子として獲得すべき知識の中には、
    社会的対策が効果があるということを知ることも含まれる
    と教えてくれた
  • ロールプレイでは子どもに「誘い役」を熱心にさせない方がいいともおっしゃった

フォーラムの報告者は4人。県内の医療・公衆衛生専門家として選出された。

沖縄県薬剤師会の我喜屋美香先生

  • 小学校での喫煙防止教育を積極的に展開している
  • 学校における敷地内禁煙についての県の現状も紹介
  • 今後は禁煙指導者養成と薬局での禁煙支援に取り組む
  • 「喫煙者にとっては病院より薬局の方が敷居が低い」に納得

沖縄県看護協会の牧内忍先生

  • きっかけは2001年日本看護協会のたばこに関する実態調査
    女性看護職の喫煙率は各年齢層において一般女性の喫煙率より高い
  • 健康おきなわ看護2010を策定して取り組みを開始(ウォーキング大会等)
  • 今後は施設の禁煙・分煙を推進するため、表示を徹底するよう働きかける

沖縄県歯科医師会の金城賢治先生

  • 県歯科医師会館の全面禁煙、禁煙推進ポスター作成に取り組み
  • 本日(平成17年5月31日)禁煙宣言をする!
  • 正式調査ではないが会員(男性)の喫煙率は25%程度である
  • 今後は歯科診療所における禁煙指導(介入)を積極的に行いたい

最後は沖縄県医師会の大山朝賢先生

  • 医療従事者に対しての禁煙パッチ支援を具体化したい
  • 医療従事者別調査では、診療放射線技師、理学療法士等が高喫煙グループ
  • 県医師会として禁煙宣言を行った
  • 今後は学校敷地内禁煙、国際通り路上喫煙、タクシー業界への禁煙等を検討

まとめ

たばこ対策は2本柱。すなわち

  • 個人が資質を高めるための健康教育、指導などのアプローチ
  • 社会環境の整備
この2つが同時並行で進められなければならない e1

健康おきなわ2010のパンフレットに掲載されている図でいえば

個人技術の向上に向けた矢印(すなわちエンパワメント)と 健康を支援する環境づくりの勾配を緩やかにする矢印

今日の話はその両方に関わる話であった。

キーワードはインパクト

子どもたちへの教育も知識一辺倒ではなく、ライフスキルのような体験的・実感的なインパクトある教育が用いられる(組み合わされる)べきだろうし、公衆衛生専門家が自ら率先して行う社会環境の整備は、住民や患者にとってインパクトの強いものとなる。そのことを専門家は自覚して模範とされる存在として活動することが大切です。

ダービー見て思いついたキーワードとは言えなかった...

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.05.28

学校敷地内禁煙化マニュアル

毎年この時期には、喫煙防止教育の依頼が増える。
先日も県立高校で1000名くらいの生徒を前に
「たばこスライド2004」で講話をしてきた。
今年からは担い手が増えたので同じ時間帯に
市内の小学校でも喫煙防止教育が実施された。

話が終わって校長室に通され、しばし歓談。
その時に学校敷地内禁煙化の話題もよく出る。

というわけで、校長先生のための学校敷地内禁煙化マニュアル。
(以下を切り取って校長に見せてください)


  1. 校長の決断ステージ
    • 今や学校敷地内禁煙化は時代の流れ。全国各地でどんどん「タバコのない学校」プロジェクトが進んでいます。
    • 「県の方針がないから」とか「うちだけ先にやるわけには...」と言わず積極的に先取り組みましょう。その姿勢は必ず評価されます。
    • 児童生徒がたばこに染まらないためには、周りの影響力のある大人が吸わない(吸ってる姿を見せない)ことが大原則です。
  2. 下調べステージ
    • 学校で働く職員や、学校に入ってくる地域の方々にどれくらいの喫煙者がいるか調べてみましょう。
    • そして地域に禁煙を支援するための治療を行なっている医療機関がどのくらいあるかも調べてみましょう。これは保健所に聞けば教えてくれるはずです。
    • もし校長自身が喫煙者の場合は、早急に禁煙外来を受診してください。「治療に金がかかる」って?あなたがこのままタバコを吸い続けたら5年で50万、10年で100万つぎ込むことになることを知っていますか
  3. 方針決定ステージ
    • 職員会議や学校保健委員会の場で学校敷地内禁煙を決定しましょう。このことを教育委員会にも伝えることを忘れないで。
    • 同時に禁煙する職員や関係者に対して禁煙を支援する体制があることも伝えて下さい。
    • できれば、学校医や学校薬剤師に、職員や生徒の禁煙支援をしてもらいましょう。
  4. PTAへの説明ステージ
    • 学校敷地内禁煙を進めるためには、職員以外の喫煙者の協力が不可欠です。
    • これが一番のネックになると思う先生方もいるようですが、そんなことはありません。
    • 学校側が「子どもたちのために必要」と判断したものに反対を唱える人はいません。
    • 学校にいる間だけ、たばこを我慢してくれという協力のお願いをしましょう。
  5. コーチ陣への依頼ステージ
    • クラブ活動の指導者として、学校に協力してくれる方々へもお願います。
    • 彼らは想像以上に子どもたちへ影響を及ぼしています。
    • たばこの害と子どもたちの健全育成という観点から、敷地内禁煙へ協力をお願いしましょう。
    • 理解ある指導者たちなら、たばこの害を子どもたちに伝える役割も担えるはずです。
  6. 表示ステージ
    • ここまで進んで初めて学校の敷地内禁煙が完成します。
    • 校門や建物入口のわかりやすい位置に学校敷地内が禁煙であることを表示しましょう
    • これがあれば喫煙者も「学校の中では吸わない」と協力してくれます。
    • 表示するポスターやロゴが子どもたちの手作りの作品であれば、更に効果絶大ですね。

これができると運動会やスポーツ大会も煙のない環境で楽しめるようになるね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.05.12

沖縄観光とたばこ

世界禁煙デー(5月31日)を前にたばこ講話の依頼が増える季節。
今日は名桜大学観光産業学科の学生さんへのレクチャーがある(夕方)。
事前の打ち合わせでは次の内容で話を進めようということになった。

  1. たばこの健康被害を認識して、自らの健康を守る行動がとれるような
  2. 沖縄観光にどのような影響を与えるかを考える機会にするような
1番は昨年作成した「たばこスライド2004」でどうにかなるとしても
2番はなかなかムズカシイという感じ

観光産業学科のサイトには

観光産業は、沖縄県の基幹産業であり、歴史・文化・自然・健康・交通運輸・都市計画等の様々な要素を持つ産業である。また国際化時代を象徴する産業でもある。観光産業についての理論とその可能性、役割について教育し、その中心となる人材の養成を行う。
「観光」をいくつかのファクターに分解して考えればいいのか。

飛行機→バス・タクシー→ホテル→観光施設→滞在・食事→買い物
→お帰り→また来るね(orもう来ません)
健康増進法の影響で、飛行機、ホテルの部屋、屋内観光施設、デパート施設等は
分煙が進んでいる。あとはホテルのロビーやレストラン、そして道路上のポイ捨て
沖縄県にはちゅら島環境美化条例がちゃんとあるけど......

また、いつも話題になるたばこ臭いホテルのロビーや空気のおいしくない食堂。

沖縄そばはおいしかったけど、たばこの煙もいっしょにごちそうになった
ということがないように。
経営者は「タバコを吸うお客さんがいらっしゃるから...」とご遠慮なさる。
せっかく分煙にしても、喫煙者の席が上等な場所にあったりもすることも多い。
まだ喫煙者優位の社会が続いていると「誤解」しているのだ。

でもね、今日本でたばこを吸う人は全体の3割もいないの(男女計29.4%)
これは製造元のJTがデータとして示している(JT NewsRelease 2004/10/21)

少数派の喫煙者にそんなに気を遣わなくていいんじゃないの?(いちいち金かけて)遠慮するのは愛煙家の方だよねぇ
という意識が浸透すれば、社会は変わるだろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.04.08

そういう時代(敷地内禁煙)

050408
今日は次男ヌーの小学校入学式。そこで見つけたポスター。
学校敷地内全面禁煙を表示している。張られていたのは校舎の入り口。
でも多くの保護者の目にとまる場所に張っていたので効果はあるでしょう。
式典が終わって、お父さんたちは門の外でタバコを吸っていました。
中部福祉保健所の認定事業の効果だろう。

Can I smoke here?(学校敷地内全面禁煙ポスター募集中)でも書いたが、
これからは学校敷地内ではたばこが吸えなくなる時代になるだろう。
先生方はもちろん、PTAやクラブのコーチで協力している人たちも
学校敷地内にいる間はたばこを吸うのを遠慮することを求められる。

日々更新されるYahooのたばこ関連ニュースを見ても
全国各地で分煙・禁煙の波が広がっている。東京では、原宿も恵比寿も...
この流れをやんばるまで持ってこなければ。という意気込みでポスターを募ろう。

この学校、あとは、土日のクラブ活動や運動会などの学校行事のときにも
敷地内禁煙が達成できれば、満点賞ですね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.03.01

Can I smoke here?

と英語で聞かれたら、誰だってドキドキするはず(しないか)。 そんなときわかりやすい表示ポスターがあれば、相手も協力してくれるはず。

というわけで、今年の世界禁煙デーにはポスターを募りますという案。 名づけて「敷地内全面禁煙区域表示ポスターコンテスト」 ちなみに昨年は「禁煙・分煙推進標語募集」でグランプリには 「お父さんはこっち来て。お父さんのたばこのけむりはあっち行け」という作品が 選ばれて、ポスターを作って管内に配布しました。

今年ポスター表示を募集することを考えたのは、今年度学校を対象に行った 実態調査の結果も影響している。北部地区の小中高校79校へ調査したところ

  • 禁煙区域の表示をしていると答えたのは3.8%のみ
  • 敷地内全面禁煙実施予定1.4%、検討中が62.2%
  • 敷地内禁煙を実施するために必要なものは、父母の理解(77.3%)、地域の理解(64.0%)、職員の理解(60.0%)が上位であった (ちなみに再三指摘を受ける県教育庁の方針決定は34.7%)
という結果であった。

校門に「敷地内では喫煙をご遠慮ください」という旨のポスターを貼るためには それなりの手続きが要る(はず)。

  • 職員・校長が趣旨を理解する
  • 父母やPTAが趣旨を理解する
  • そして地域の住民が趣旨を理解する

これらをクリアしてはじめて生徒手作りの表示ポスターを掲げることを 皆で喜ぶことができるのであろう。 先は険しそうだが、形だけの敷地内禁煙では意味なし法一... 次は地域で説明するための教材を作りましょう。

ポスター募集についての詳細は決まり次第、お知らせしますね。 kinen_heart031禁煙掲示ポスターを提供しているサイトもありました (学校の禁煙化を支援するホームページ)

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2005.02.24

たばこに関する質問攻め

ダルビッシュ有選手が喫煙発覚で停学処分(2月23日河北新報)。 卒業式にも出られないかもしれないとのこと。でも本当に彼にとって必要なのは 懲戒指導ではなく、ニコチン依存症の治療。早くたばこにサヨナラして欲しい。

子どもたちにとって、モデルとなる親や大人(当然プロスポーツ選手も含む)が たばこを吸う姿を見ると、子どもたちの心も揺れる。「あっ、吸ってもいいのかなぁ」と。

管内中学校1年生にたばこのレクチャー(恐らく今年度最後だろう)を行うにあたり 事前に質問項目が送られてきた。ちなみに授業の時間は今話題になっている 総合的学習の時間。

もっとも多かった質問項目は

  • こんなに体に悪いとわかっていて、どうして吸うの?吸って得することある?
  • 害のないたばこってないの?
  • こんなに体に悪いものを、なぜ作ったり売ったりするの?
など、やはり周囲の大人を見て思った疑問、そして矛盾をついてきている。 ここが小学生とは違うところ。これらに丁寧に答えるようにしよう。

そして少数派では

  • 葉たばこを作ることはからだに良くないんですが。
  • 家族にたばこ吸う人がいるので、どうしたらやめさせきれるか?
    とか
  • 「他の国の取り組み状況だどうなの?」

    現在たばこ枠組み国際条約の発行に向けて準備をしているところです。 これがニューパッケージですね。 newpack

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.27

たばこの害と少年スポーツ

通算301本目の記事となります。平均1日と15時間に1本の割合で書いているらしい。 皆さま、今後ともよろしくお願いします(ペコリ)。


さて、昨晩は名護小学校多目的教室をお借りして

たばこの害とスポーツ指導に関する学習会
なるものを行いました。以下が開催要項(抜粋)。
目的
○喫煙防止教育の担い手を養成すること ○少年スポーツ指導者にたばこの害を認識してもらう
実施主体
北部福祉保健所 たばこ対策連絡会議
対象
名護市サッカー協会少年スポーツ指導者、父兄、子どもたち
内容
  1. 喫煙防止教育のデモンストレーション1:紙芝居「たばこなんてけっとばせ
  2. 喫煙防止教育のデモンストレーション2:講演「たばこの害について」
  3. たばこスライド2004の紹介
  4. まとめ(これからの喫煙防止教育のあり方について)
  5. 意見交換

日が落ちてからの開催ということで出足は鈍かったが、最終的には サッカー協会役員や市内小学生サッカーチームの監督や子どもたちなど 10数名が集まってくれた(感謝)。

講師は1の紙芝居が保健所保健師、2の講演がサッカーを教えているK氏 (本職はイラストレータ)。いずれも講師デビュー戦であったが、内容はよく伝わった。 特に普段から練習を見てもらっているコーチ(K氏)から話を聞くとあって 子どもたちの反応は良く、講演の途中もやりとりをしながら進めていた。

名護市サッカー協会は、たばこへの関心が高まり、先日の試合から 会場内に灰皿を設置して喫煙区域を制限したり、監督が周囲に禁煙を宣言したり という動きが見られているらしい。今回の勉強会をきっかけに、さらにその動きが 広がっていくと思われる(指導者講習会で時間を設けるとか)。

喫煙防止教育の対象として少年スポーツを選んだのは、そのコーチや監督が 子どもたちにとって「見本となる身近な大人」で影響力が大きいから。 たばこの害を説明する担い手としても、適していると思われます。

もちろん、サッカー少年が喫煙するとチームの成績にも影響するだろうから こういう動きを広めることで北部の少年サッカーがますますレベルアップして欲しい というねらいもある(今でも強いけど)。

広報の仕方や会場のセッティングなど、今後の課題も見つかったが このような小さな活動を地域で続けることで

「誰にでもできる喫煙防止教育」
というムードが高まっていくと考えている。 実際、K氏には次年度市内の中学校から講師としてのオファーがあるらしい。

意見交換の後、教材CDを希望者に無料配布して、記念すべき第1回目を終了しました。 講師の皆さん、サッカー協会関係者の皆さん、どうもありがとうございました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.05

受動喫煙と子どもの成績

受動喫煙の害に関する報告がなされたというニュース。 受動喫煙で成績低下 読解や算数、米の研究(FLASH kyodo 24)

受動喫煙の機会が多いと、子供の読解や算数の成績が悪いとの研究を、 米シンシナティ子供病院(オハイオ州)のチームがまとめ、米公衆衛生専門誌に 発表した。 今回の研究で、子供がさらされるニコチンが低濃度でも危険なことも示され、 たばこを吸う親に禁煙圧力が強まりそうだ。
対象は6-16歳の4400人あまり。

受動喫煙が子どもに与える影響については胎児の時代にさかのぼる。 妊婦の喫煙が胎児の成長発達に悪影響を及ぼすことは知られているが、 妊婦が吸わなくても夫がそばで吸う場合も胎児に影響する。

最後のADHD(注意欠陥多動性障害)との関係は 今後さらに研究されていくのだろう。 ただしこれは因果関係ではなく、あくまでも 「両者が無関係ではない」というレベルの話ですから。

とは言っても前出、多摩立川保健所の調査では出生後幼児期にも その影響がある可能性を示唆。

保護者の方が喫煙している3歳の子ども。 ずっと同じ部屋にはいないもののおうちにいるときに、 換気扇の下で吸っているお子さんからもコチニンが 少量検出されました。
こうして徐々にすべてのライフステージにおける受動喫煙の害が明かされていく。

ちなみに、日本たばこ産業(JT)の見解は、

環境中たばこ煙は周囲の迷惑にはなる(だから分煙は必要)が、 疾病の原因ということは認めていない
。でも、 健康増進法が制定された今となってはその理屈は通用しない。

子どもと受動喫煙のデータをいろいろ紹介したが、大切なことは 大阪府立母子医療センター「母と子のにわ」にも書かれているように

子どもは大人が喫煙する姿を見て育つと、自分も喫煙の習慣を身につけてしまう可能性が高くなります
だと思います。 たばこの害は、次世代に受け継がないようにしましょうね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.12.29

たばこ紙芝居

enikki

年末になり、今年たばこの学習をした学校から感想文やらアンケートなどがいろいろ送られてきた。
その中の1枚が左の絵。
紙芝居「たばこなんてけっとばせ」を生徒に背中を向けて
読んでいるのがわたくし(泣いてるわけではない)。
よく見ると、ニコニコしながら座っているわが課員の手元に
あるパソコンにもスクリーンと同じ絵が描かれている(すごい観察力)。
小学校低学年と思われる作者の書いた感想は

「たばこすわんこうと思った」
でした。
子どもたちの意識下に「たばこの害」が刻まれたことを願いたい。
今年の活動を象徴するような1枚でした。

北部福祉保健所たばこ対策の今後の予定

  • 禁煙指導者養成講習会(1月)
    (少年スポーツ指導者等に対して行う)
  • 管内の学校における分煙禁煙状況調査
    (現在集計中→禁煙を表示している学校は非常に少ない)
  • 敷地内全面禁煙宣言モデル校区を選定し、地域で学習会を開く
    (敷地内禁煙に父母や地域の理解は必須だから→2005禁煙デーへの準備)
  • 禁煙支援外来(卒煙外来)の医療機関と学校のパイプ作り
  • 学校からの講演依頼は、学校保健委員会等であらかじめ計画されたものを優先的に出前
  • たばこスライド2005の作成と学校への配布
これらの内容をたばこ対策連絡会議(2月)に話し合う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.12.17

やってるやってる(速報)

おとなりの保健所ではじめた禁煙分煙認定制度が報道された。
本日の沖縄タイムス夕刊記事

昔のAサインを髣髴させる。
でも「お墨付き」というよりは記事にあるように啓発が狙いなんだろうと思われる。
残りのコメントはあとで書く(つもり)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.11.14

たばこスライド2004

まだまだ25℃を超える毎日なので実感に乏しいが、今年も実質残り6週間。 年末年始に向けてこれからまだまだ忙しい日々が続きそうです。

学校への出前防煙教育も今年はまだ依頼が止まらない。来週以降は

そして、12月にはついに国頭遠征。安田小安波小合同での授業も計画されている。

頼まれた学校に行く際には、教材として使う「たばこスライド2004」を持参している。 このCD-Rを使えば「あなたもできる防煙教育」となることを目指しているが... その内容はイカの通り。


最初にお読み下さい。 ☆このCD-Rは、「最初の1本を吸わせない官学協働事業」に基づき作成しています。 ☆このCD-Rは、小中高校生に対する主として喫煙防止教育のための教材です。 ☆このCD-Rは、microsoft社のパワーポイント2000により作成されています。 ☆このCD-Rには、次の8つのファイルが入っています。 ☆講演用ファイル(パワーポイント)(時間は目安)  ・紙芝居(小学生用)「たばこなんてけっとばせ」(スライド14枚)約10分  ・小学生用「たばこの害について」(スライド34枚)約40分  ・中学生用「たばこの害について」(スライド48枚)約50分  ・高校生用「たばこの害について」(スライド49枚)約50分  ・大学生用「大学生のためのたばこ学」(スライド58枚)約60分 ☆動画ファイル(mov形式)→講演用ファイルの中に組み込まれています。  ・漫才.mov  ・赤ちゃん.mov  ・006.mov ☆講演の際には、対象と時間により、使用するスライドを適宜調整下さい。 ☆講演の際には、パワーポイントのノート欄に書いてある原稿をご参考下さい。 ☆講演の際には、スライドショー表示で、左クリック(またはリターンキー)によりお進み下さい。  ただし、アニメーション部分については細かく記載していないところもありますのでご了承下さい。 ☆このファイルを健康教育目的で使用することについては、何ら制限はありません。 ただし、ファイルの中には著作権の存在する可能性のある画像が含まれていますので、その点は慎重にお取り扱い下さい。 ☆講演内容について疑問や改善の提案などありましたら、下記までご連絡下さい。  ・〒905-0017 名護市大中2-13-1 北部福祉保健所 健康推進課  ・電話 0980-52-5219  ・FAX 0980-53-2505 2004年8月 北部福祉保健所 たばこ対策連絡会議  事務局 北部福祉保健所 健康推進課
(以上、「最初にお読みください.txt」より)

配布を続けることで「担い手」が増えることを期待する(養成講座もする予定)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.11.05

情報格差(マイルドセブン編)

おなじマイルドセブン(もちろんJT製)が海外で売られる場合には たばこの及ぼす害について、パッケージに示されることになった。 よく見ると、パッケージには「smoking kills」と書いてあるではないか。

同じたばこを売るのに、海外では情報を提供し、日本では情報を 隠していると言われかねない。こういう情報を繰り返し住民や子ども たちに伝えるべきなんだろう。でも、WHO国際枠組み条約が発効した 暁には、日本でも同じようなパッケージが登場する(はず)。


sevenmild.bmp

情報源は盛岡での日本小児保健学会。子どもの防煙研究会で 静岡県立病院医長の加治正行先生が講義で使用されたいたものを 無償で入手しました。深謝。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.10.10

こどもの防煙研究会

子どもはたばこ問題の被害者です
たばこなんて吸いたくもないのに、受動喫煙の害を受けながら育ち、
正しい情報をもらえないがために、周囲の真似をしてたばこに手を出してしまう
子どもたちのために、煙のない環境を作り上げましょう
太字顔出し)


国保の番組でしゃべるにはちょっとテーマが不適当かも(要再考だ)。

それはともかく、「子どもの防煙研究会」が発足するらしい(時事通信-yahoo news)。

 未成年者の喫煙を防ごうと小児科医の有志らが29日、 「こどもの防煙研究会」を発足させる。調査研究のほか、 積極的な啓発活動で医師、教育、行政の連携を進め、 地域から社会的意識を高めようとの試みだ。いかに子供たちを たばこから遠ざけるか。日本では対策が遅れていたが、 小児科医主導で初めて全国的、横断的な取り組みが進みそうだ。
websiteリンクを貼らせて頂いているドクターはらしょうの部屋にも詳細記事があった。
「大人の喫煙は減少しているのに、子供の喫煙は増え続けている。 やめられなくなってから医師が個別に対応するだけでは限界があり、 社会全体で子供をたばこから守り、最初の一本を吸わせない環境 づくりが必要だ」
まさに同感。 大人たちは徐々に禁煙に関心を持ちはじめているが、その前に 自らの喫煙行動が子どもたちにいかに影響を及ぼしているかを 知るべきだ。 そして関係者は子どもたちに正しい情報を伝え続けるしくみを どう作り上げていくか考える必要がある。

和光堂による関連調査記事。 胎児から乳幼児までの受動喫煙に関する実態調査報告書

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.09.25

広がる分煙!とんかつ太郎北谷店編

「まったくあんたの家は休みのたんびに外食しまくっているのか」 との声が聞こえてきそうだが... さて、こないだの秋分の日には「とんかつ太郎北谷店」へ行ってきた。

すると入り口に禁煙マーク。よく見ると「全席禁煙」の文字が!

taro.jpg

アンケートによる多数のご意見により
と書いてある。

実際店内に入ると、各席には表示はされておらず、待合席には 灰皿と見まがうゴミ入れがあったりして、「徹底的」という感じでは なかったが、それでも空気もうまい店の仲間入りを果たした。

施設の分煙状況に関する実態調査報告書によると最も分煙が 進んでいないのが、ホテルやレストラン。その理由として

○喫煙する客への配慮 ○分煙のための費用やスペースがない ○禁煙テーブルを設けても煙が流れてくる ○全席禁煙が客の理解を得られるか心配
などが挙げられていたが、今回の「とんかつ太郎方式」では上記 懸案をクリアすることが可能なやり方ですね。

思わず、アンケートでほめてしまった。「是非続けて下さい」と。 この店だけがそうなのか、県内各店そうなのか(名護店も見に行こう)、 あるいはグループ店舗にまで広がっていくのか(一気に加速?)。 また、外食産業巡りの日が続く...

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.09.17

運動会と灰皿

今度の土曜日は小学校の運動会のための環境整備で、参集指令が出た。
各地で運動会シーズンを迎えている。そういえば...

先日のたばこ対策連絡会議で、ある養護教諭が発言した。
「運動会当日、灰皿を置くか置かないかでもめているんですけど...」
もちろんその学校はまだ「敷地内全面禁煙」を実施していない。
例年は灰皿を設置している。

その理由は
○吸殻を分散させない
○吸う人を分散させない
だそうだ。

今年も例年通り灰皿を置く予定だったが、何人かの教師から分煙を勧める
べきではないかと提案があったという。でもそこで簡単に話が進まないのは
地域から学校に来る喫煙者に気を遣っているからだ。

今後、学校内の禁煙・分煙が進んでいく場合、PTAや地域の人が多く訪れる
運動会のようなイベントはその「試金石」となる。
北海道のはらしょう先生のblogにもそのことが指摘されている。

受動喫煙の害や喫煙マナーを守ることが浸透しているので、分煙を徹底する
という意思を表示すれば、喫煙者が気を遣ってくれるはずだ。今はそういう時代。
その時間だけ我慢してもらえばいい。

例えば東京都の日野第一小学校は学年だよりでお知らせしている。

☆ 本年4月より、学校敷地内禁煙が実施されています。たばこを吸われる方は、携帯灰皿を持参の上、学校敷地外(門の外)でお吸い下さい。学校では吸い殻入れ等の準備はいたしません。また、敷地外周辺に吸い殻等のゴミをお捨てにならないようご協力をお願い致します。

あとは当日の会場でそのことを表示すればいい。でもこういうことができるのも
学校として「敷地内全面禁煙」という方針を決定してこその話。それが先だ。

運動会に灰皿は必要ない。

| | Comments (1) | TrackBack (1)

2004.09.14

レストランフリッパー

名護21世紀の森あたりで、国道58号線から海沿いに入り、
あの琉球セメント屋部工場の煙突の前を通り、本部へと向う449号線。
その道沿い左手にあるレストランフリッパー(名護市宇茂佐)
いるかのマークが目印だ。
やんばるでは有名なその老舗ドライブインにはじめて入った。

受付待合いに「全館禁煙につきご協力願います」の表示。
ここにも「空気のおいしいレストラン」があったと嬉しくなる。
保健所のポスターを貼ってもらおうかしら
bouenzu.jpg
途中若者と思われる集団が大挙押し寄せるも喫煙する者なし。
小さな子ども連れでも安心して行ける店だ。

料理はボリューム多めでアメリカンフードの典型という感じ。
でももずくや中味汁もあったので、琉米マンチャー風。
おいしくいただきました^ ^。特にチキンがうまかった。

また行きたい店のひとつです。

| | Comments (3) | TrackBack (1)

2004.09.08

喫煙先生、受難!

学校内敷地禁煙の波は和歌山県ではじまったと言われ、今や全国に広がっている。 休み時間になると喫煙教師(映画の題名みたいね)は車で敷地外へ出かけ、一服して また戻ってきたというエピソードもある。学校の禁煙HPでは全国の情報を発信している。

もちろん、沖縄県も「子どもの前でタバコを吸うモデルにならない」との理由で学校の 敷地内禁煙を広げるつもりであることはすでに書いた。しかし、一方で喫煙する教師が いることも事実である。[取材帳から]喫煙先生、受難 /大分(毎日Yahoo)という記事を見つけた。

たばこをやめるに越したことはないし、さらに受動喫煙で「勝手に他人の命を縮めるな」とも思う。しかし、教職員が学校で吸えないのはかえってイライラが募り、仕事に悪影響が出るのでは。それでなくともストレスがたまりやすい学校現場なのだから。針の先ほどのすき間があってもいい。
とは記者の弁で、難を受けた先生の話はなかなか上がってこない(そういう声を上げられない体質の職場かもしれない)。

現実には職場には喫煙者と非喫煙者が混在するというのが前提である。それは学校でも同じ。 だから敷地内全面禁煙を進めるときには、同時に禁煙支援(例えば学校医を介しての禁煙外来への 紹介とか、教師のための禁煙プログラム提供とか、教師禁煙日記の公開とか)をセットで行う体制を整えなければ 喫煙教師の理解は得られないと思うんだけど...

やっぱり甘いのかなぁ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.09.01

3歳児健診保護者の喫煙率

北部地域の学校の先生方とたばこ対策について話し合う。そのための資料作成。 先生方の興味のひとつに「この地域が県全体に比べて未成年の喫煙が高いのかどうか」がある。 健康おきなわ2010では児童生徒の喫煙率について

喫煙経験率はさらに高く、小学校5年生が約12%で、学年があがるとともに上昇して中学3年生には約24%と倍に達し、高校1年生には26-34%で地域差もほとんどない(図2)
としている。

各保健所ごとに行われてるこの手の調査は対象や方法や年度が一致していないこともあって評価が容易ではないが、一定の傾向は示していると思う。むしろ、全県的に教育サイドが行動調査を行っているものを探した方がいいかもしれない(なかなか地域ごとに分けて集計してくれないが)。

そこで、資料を探してきたのが乳幼児健診報告書(社団法人沖縄県小児保健協会) のなかの問診表集計部分。 3歳児を持つ親の喫煙を問診で聞いている。市町村ごとにも毎年集計されて報告書に載る。 受診率が7割~8割程度という制約はあるが、毎年モニタリングできる数字として活用したい。 3歳児健診保護者の喫煙率(%)の推移
graph-3.JPG
(追記9月2日:本文内にテーブルを挿入することに失敗したためグラフを載せました)
(追記9月5日:サンプル数についてはH13報告書では県全体の受診13,280、北部地区974です)
15年度分データは未確定ではあるが、この数字を見ると男女とも県よりも高いことが伺える。 この若い(20-30代が多い)親たちのたばこを吸う姿を見て、子どもたちは(たばこ道へと) 導かれるのだろうか。

たばこ対策で先生方と話し合いたいことの一つに、

ゴールをどこにおくか(それをどうやって調べるか)
がある。対策の評価指標とその入手手段だ。いろいろあるだろうけど..
・たばこは絶対吸わないと感想に書いた子どもの数(その場限り?) ・親のたばこをやめさせた子どもの数(これは的外れだけど、いいかもしれない) ・たばこで指導される児童生徒の数(見つからなければいいの?) ・たばこの健康被害に関する知識(知識だけでは喫煙を防げない) ・卒業する時点での未経験率(どうやって調べる?) ・じゃあ、20歳の時点で吸っていない子どもの割合(追跡不能ね)

追跡も難しいが対象集団(教育を受けなかった群)との比較もまたまた難しい。 でもこれを決めておかないと「趣味なの?」とかイヤミを言われたりするから悔しいし。

となると、たとえ横断的であっても今回示したような地域の喫煙行動に関するデータが、 「定期的に」入手できるしくみが必要なのかもしれない。(この件、妙案募集中)

| | Comments (3) | TrackBack (0)

2004.08.04

たばこ対策@学校

ひと際目をひくポスターにも誘われて、ちゅら海水族館の 沖縄の外来種展「連れてこられただけなのに...」に行ってきました。 ウシガエル、シルバーアロワナ、アメリカザリガニ、アフリカマイマイなどの外来種が連れてこられ 沖縄はやんばるの在来種の生態系を脅かしているという展示でした。お勧めできる内容です。

さて、たばこ関連のレジメを出さなくてはいけないことを思い出しました。締め切りは今日!

タイトルは「学校におけるたばこ対策の推進」。対象は学校の先生。


基本的な考え方

    子どもたちはたばこ問題に巻き込まれた被害者である
  • 正確な情報を提供し続けること
  • たばこの害にあわせない環境整備、教育が必要
    学校現場における教育・指導だけでは限界がある
  • 専門職やPTA、地域の人たちといっしょに取り組むつもりで
    「子どもの目の前では吸わない」が原則
  • 大人は自らがモデルであることを自覚すること
  • イメージに影響されやすい子どもたち

喫煙の現況

    隠れて吸う?/堂々と吸う?
  • 中3男子の喫煙経験率は○○%
  • 教職員の喫煙率は○○%
  • 外来者への喫煙制限は?
    学校における分煙の現状
  • 健康増進法施行1年
    たばこに関する教育の状況
  • 時間の確保
  • 講師の確保
  • 教育の内容は?

たばこ対策を推進しましょう

    最初の1本を吸わせない健康教育
  • 取り組みは小学校から/体系的に
  • 「講師」養成講座やります!
    いよいよ実現!学校敷地内全面禁煙
  • 那覇市での動き
    同時に進める禁煙支援
  • やめたいと思ってやめられずに苦しい思いをしている人への支援
  • ニコチン代替療法の可能な医療機関リスト等

関連ニュース(最近の)


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.07.14

たばこと糖尿病

あくまで機序は不明だが、たばこを吸うと糖尿病発症のリスクが高まるというニュース。 Yomiuri On Lineが7月12日「喫煙者、糖尿病の危険高い」で伝えたところによると

40歳以上の喫煙者は、糖尿病になる危険が、男性は1・27倍、女性は1・39倍、非喫煙者より高まることを茨城県総合健診協会の西連地利己(さいれんちとしみ)さんらが大規模追跡調査で突き止め、専門誌「米国疫学雑誌」に発表した。
対象者は1993-2002年まで毎年健診を受けた12万余人。

他にも調べたら大阪ガスのコホート研究でも同様の発表をしていた。 (出典は禁煙医師連盟ホームページより) 2型糖尿病の発症率については

非喫煙群を対照とした場合の多変量補正後の相対危険度は,Pack-Year 0.1~20.0では1.22(0.89~1.67),20.1~30.0では1.57(1.16~2.11),30.1~40.0では1.55(1.06~2.26),40.1以上では,1.73(1.15~2.60)であった
これらの結果から,岡田氏は「喫煙自体が 2 型糖尿病のリスクの増加と関連があることが明らかになった。また,1 日の喫煙本数が増えるほど,また,過去の喫煙量が増えるほど,糖尿病発症の危険度が高まることも確認された」と結論した。

薬理作用については、

1)喫煙によるインスリンの吸収低下 2)喫煙によるインスリンの血糖降下作用に拮抗する体内メディエーターの遊離
(医薬品と喫煙の相互作用) あるいは、インスリン感受性の低下説がある。

どうなんでしょうね。何か隠れた交絡因子(自己破壊傾向みたいな)とかありそうだけど。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.07.05

施設別分煙指針

たばこネタが続くけど、これは先週金曜日の会議を受けての原稿(の一部)。

たばこ対策(分煙対策)指針の項立て(滋賀版を参考に)

1 策定の趣旨
○H13健康おきなわ2010策定、直後男性平均寿命順位低下
○肺がん年齢調整死亡率相変わらずワースト
○たばこ→生活習慣病の影響は深刻
○一方で健康増進法施行(H15)や国際枠組み条約署名の動きなども
これらの情勢を踏まえ...
○健康おきなわ2010たばこ計画の推進のために必要な具体的対策を盛り込んだ指針を策定する


2 指針の性格(役割)
○この指針はたばこ対策について、広く県民の理解と協力を得る
○今後たばこ問題に取り組む際の基本的な姿勢を閉めるもの
○他の協議会や専門団体の活動や意見を統合するもの


3 基本方針(まずは分煙のみ)
○施設を管理するものは健康増進法の趣旨を理解して受動喫煙の害を防ぐ対策をとるべき
○施設の分煙状況がわかるように、はっきりとわかる場所に表示をすべきである
○職場においては喫煙者と非喫煙者が共存できるような環境を構築する
○施設内の分煙や禁煙に関する委員会を設置することが望ましい
○未成年の喫煙をゼロにするためには「子ども(児童生徒)のいる前での喫煙するのもダメ」


4 現状と方向性(分煙についての調査結果がここに来る)
○省略


5 具体的取り組み内容
○学校:敷地内禁煙を目指す(議会でもそう答弁している)→現在は6.7%で実施
     外来者や地域住民(学校施設を利用するもの)の協力が必要
○医療機関:敷地内禁煙を目指す→医師会、公医会などのアピールも参照
○官公庁:多数の者が利用する場所については禁煙。(県庁はモデルを示すべき)
○事業場:「職場に喫煙対策ガイドライン」「分煙効果判定基準策定検討会報告」を参考に
     具体的には施設内禁煙(いわゆるベランダ喫煙)が現実的であろう(効果、費用の面)
○観光コンベンション施設、ホテルなど:多数の者が利用する場所については当然禁煙。
     ホテルの部屋なども禁煙ルーム、禁煙フロアなどを設けることが望ましい
○飲食店など:たばこの煙が非喫煙者の席に侵入しないような措置を行うこと
○家庭:家族への受動喫煙の害を考えよう。屋外で吸う。
     吸っている姿を子どもに見せない。
○地域:子どもたちの前でたばこを吸わないように、地域全体で取り組むこと

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2004.07.04

たばこ教育のあり方

全国いきいき公衆衛生の会サマーセミナーin日赤豊田看護大学に行ってヒントをもらいました。
その一部。

禁煙教育における学校と保健所の連携

1.保健所が禁煙教育を行えることを学校関係者が知る。

2.学校から禁煙教育の依頼が来る。

3.最初は出前講座的に保健所職員が講師として教育をする(単発)。

4.そのうち、普段の授業との組み合わせを考えるようになる(プログラム化)。

5.依頼がどんどん増えてくる。

6.保健所スタッフだけでは間に合わなくなる。というか他の仕事にも影響する。

7.誰でもできるように教材を共有する。

8.地域で講師ができる人のリストを作成する。

9.地域で講師を増やすためには、学校で習ったことを公民館などで生徒が発表するとか。

10.年間あるいは長期的に地域全体で浸透するように計画を立てる。

11.学校における禁煙教育の効果をみんなで評価して内容を見直しする。

こういう道筋がたどれれば、きっと定着するだろう。今はさしずめ3-4合目あたりか。

保健所が教育内容の質を担保するというところがポイント。

どうでしょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.16

お父さんはこっち来て、お父さんのたばこのけむりはあっちいけ

保健所主催の分煙に関する標語募集の表彰式が昨日あった。保健所ホームページで早速公開。

北部地区の小中高校生747点から募集があり(感謝!)、その中から最優秀に選ばれたのが

お父さんはこっち来て、お父さんのたばこのけむりはあっちいけ

小学校6年生の作品だった。この標語ともとにチラシを作成し、管内公共施設や飲食店などに
配布する。他にも各クラスでの入賞作品が決定した。ユニークな力作ぞろいだった。
例えば小学校4年生の作品

ヌチグスイ 思っているのはあなただけ

ヌチグスイというのは「命の薬」という意味。この作品はお年寄りに受けた。

全体的には喫煙者への思いやりが感じられる作品が多かったが、禁煙教育に行った学校の
児童生徒はちゃんと講義の内容を標語にしてくれて、うれしかったりもした。
選には漏れたが、個人的に賞をあげられるのであればこれにあげたかった...

気がつけば ひとりで吸ってた 寂しい一服

小さな取り組みの積み重ねが煙のない環境整備につながると確信している。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.01

ただいまの速度285km/H

広島から博多へ移動中の新幹線のぞみレールスター号の中から。

昨日世界禁煙デーフォーラムinおきなわ2010が行われた。
テーマは「無煙環境をサポートしよう」
そして「みんなにできることを考える」ためのフォーラム
も一つおまけに「吸う人も吸わない人も考えよう」

たばこに直接関係のない、どちらかというと専門家でもない
4人の活動報告があった。この中には喫煙者もいる(^ ^)

トップバッターはホテルマン。禁煙ルーム、禁煙フロアを
開設した経緯と反応について。通院のために利用される
リピーターへの心配りからスタートした分煙対策が定着。
空気もおいしいホテル。今後の課題はルーム稼働率とのこと。

でも、団体旅行でも個人旅行でも「たばこ臭くない部屋」
を選べるんだということが広まれば、需要は増えるはずだ。
目標は施設内禁煙という。喫煙者がいる限りホテルマンは
枕を高くして眠れないらしい(火災とかにおいとか)。

続いて登場したのは全国チェーンのカレー店オーナー。
全国組織らしく、用意周到で時間禁煙→空間(完全)禁煙へ。
売上にも影響ないらしく、トラブルもほとんどないとのこと。
トラブルがないのは理解ある喫煙者が増えた証拠。

玄関にはっきり禁煙マークを表示し、オーダーの時にも灰皿
使うかどうかを確認。テーブルの上にも禁煙マーク。
このしつこいほどの確認プロセスは、たばこ吸う行為に抑止的。
禁煙への道の真髄だと思った。常に自問することが大切です。
店内禁煙は商品価値高い

分煙から少し離れて、青年会代表が3番手登場。キーワードは「カ
ッコ良い大人を目指そう」。地域の子どもたちにとって
エイサーで活躍する彼らはあこがれの存在(モデリングの対象)。

彼らが「たばこを吸うな」と声をかけ、子どもの前でも吸わない。
この影響力は計り知れない。専門家は足元にも及ばないのよ。
他にも生き様として「ポイ捨てしない」とか「地域をきれいに」
などを無理なく示している。地域の子育て力として貴重な資源。

モデルとなり得るのは、他には、親、教師、そしてテレビキャラ。
これらもいっしょに喫煙Noを打ちだせば未成年も吸わなくなる。

最後はひまわり会(母子保健推進員)が報告。思春期劇で有名。
母子保健が所轄であっても思春期喫煙やたばこ誤飲で禁煙活動。
母子保健が所轄であっても活動の舞台は「地域」
この人たちがお節介ぶりを発揮すれば地域のコミュニティも
いきいきしてくる。

「地域の子どもなら声をかけやすい。逆に自分の子どもも
地域から声をかけられて育っているとすれば、こんな有難い
ことはない」との言葉が非常に印象的であった。

専門家の活動も大切。でも地域の中で浸透していくには住民が「私
ができること」を知り、一歩を踏み出すことが必須。
そのうねりに勝る運動はない。そのことを伝えたかった。

そろそろ小倉到着だ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.05.31

郵便局窓口全面禁煙記念日

資料づくりをしていて偶然見つけた情報です。

郵政事業庁→郵便局ホームページ→報道発表資料に格納されていた。

発表日:2004年4月26日
タイトル:郵便局のお客さまルームにおける終日完全禁煙

 

平成16年(2004)5月31日(月)から、すべての郵便局が「お客さまルーム(
窓口事務室を含む)は終日完全禁煙」となります。

1 現状  分煙が可能な郵便局を除いて、禁煙としているが、お客さまルームの終日完全禁 煙を望む声がお客さまより多数寄せられている。

2 終日完全禁煙の概要 
 (1) お客さまの健康に配慮し、受動喫煙を防止する観点から、これまで分煙とし
  ていた郵便局も含めて、お客さまルーム(窓口事務室を含む)については終日
  完全禁煙とする。
 (2) お客さまルームの灰皿及び分煙機(空気清浄機等)はすべて撤去または、使
  用不可とする。ATMコーナー及び風除室の灰皿も全て撤去する。

開始日を5月31日としたのは世界禁煙デーのためという。
個人の禁煙もそうだが、やはり「禁煙日の設定」「禁煙することを公表」することが大事。
インセンティブとなるものは、利用者からの好評や励ましの便りでしょう。
これで少しは株が上がったね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.05.27

ウエルネス

ウエルネスの考え方について調べ学習
新聞で報道された定義では、

沖縄ウエルネス計画では、身体や精神の状態が良好かつよりよい人生を送りたい、自分を高めたいという考え方、意識の持ち方を定義としている。

財団法人日本ウエルネス協会HPにはこれがウエルネスという記述は見つからない。
むしろ、立教大学ウエルネス研究所にある
「ウエルネス(wellness)」は、WHO(世界保健機構)の示す健康の定義をより積極的にかつ多次元的にみた健康観を表しており、1961年に米国の医師であるハルバート・ダンによって提唱された概念である。

とにかく、個人の健康を単に病気がない(少ない)という状況でとらえるのではなく
より積極的に健康を実現したいという姿勢を重視しているようだ。

で、ウエルネスとたばこの関係は?

たばこと関わると、特に身体的な健康が冒される可能性が高まり、ウエルネスな生活?が送れなくなるかもしれないね。肩身も狭くなるし、と教えてあげる。
でもニコチンの作用で得られる精神的な安定が好き(何物にも換えがたい)という人に対しては、

せめて人に迷惑はかけないで生きてくれ!

ということをお願いするしかないのか(ちょっと後ろ向き)。
ウエルネスの概念には、まちづくりも含まれるようなので、空気の美味しいまちづくりの一環として
受動喫煙対策を行なうのもありでしょう。
講義関連サイト
国際たばこ規制枠組み条約に米国がついに署名
タバコ規制枠組み条約

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2004.05.23

煙を憎んで人を憎まず

新聞投稿用の原稿(1200字)
---------------
他人が吸ったたばこの煙を吸わされることを受動喫煙といいます。たばこの煙には吸う人のからだの中に入っていく主流煙と、火のついたたばこの先から出る副流煙があり、副流煙の方により多くの有害物質が含まれていることがわかっています。たばこの煙は吸う人ばかりでなく周囲の人にも害を及ぼしているのです。約3割の国民が職場や学校、家庭で毎日受動喫煙を受けているというデータもありますし、県内ではスポーツ施設でさえ約4割で喫煙制限が行われていないこともわかっています。(02年北部福祉保健所調べ)
わが国では受動喫煙の害を防止する目的で、昨年5月より健康増進法が施行されました。法律の趣旨は「公共の場所や多数の利用者がいる施設の管理する者は、利用者が受動喫煙の害を受けないような措置を講じなければならない」というものです。沖縄県では、公共施設での分煙状況を把握するために、今年1月に千施設余りに対して実態調査を行いました。その結果は、本紙4月4日記事「分煙対策:県内ホテルなど4割強は未対策」で報じられているように、施設や敷地内の完全禁煙・完全分煙を実施しているのは全体の4割にとどまり、特に、ホテルや飲食店で対策が進んでいないことが明らかになりました。分煙が進まない理由の一つに「喫煙する客への配慮」が挙げられていますが、受動喫煙の害も明らかになり、喫煙者よりも非喫煙者の方が多い社会(喫煙率は男42%女11%)と成りつつある状況では、もはやその理由は通用しないでしょう。今回の調査では、分煙対策の表示をしている施設が15%しかありませんでした。管理者は、喫煙者に対して受動喫煙防止対策への協力を求めるべきで、そのためには来客者がわかる場所にそのことを表示する必要があります。職場への調査では、たばこに関する問題を検討する委員会の設置が全体の1/4に過ぎないという結果でした。たばこ問題を個人レベルの問題として、当事者だけで解決しようとしても両者の人間関係が悪化して話がこじれるだけです。組織内にたばこ対策委員会を設けて分煙を推進していきましょう。その際には、現在喫煙者に対する禁煙支援も同時に行うことも必要です。たばこを吸っている人の約半数がやめたいと思いながら吸い続けているからです。たばこがやめられないのはニコチン依存という病気のせいでその人が悪いのではありません。「煙を憎んで人を憎まず」の精神で、家庭や職場で分煙・禁煙を勧め、煙のない家庭、煙のない社会の実現を目指しましょう。
県では「世界禁煙デー」フォーラムinおきなわ2010を開催します。テーマは「無煙環境をサポートする」です。日時は5月31日(月)午後1時半から4時。場所は沖縄産業支援センター(那覇市)で参加無料です。当日は、ホテルマンや飲食店長などによる実践報告や県内施設分煙に関する実態調査の解説を行います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

各都道府県の死亡の特徴

厚生労働省が標準化死亡比に見る都道府県の特徴を発表した。
平成8年から5年間の死亡原因を分析したもので、標準化死亡比とは
年齢構成を標準化し全国を100として比較した値で、100を超えると
その地域は全国より死亡が多いということになる。今回はレーダーチャート付き。

沖縄県の特徴として、男女とも肺がん死亡が多く(男は全国1、女は2番目に多い)
男性では糖尿病(7番目)、女性では子宮がん(全国1)が多い。糖尿病と子宮がんは
肥満が多く子沢山なので、納得させられるところもあるが、肺がんは...やはり
たばこに曝露された結果なんだろうか?
K47.gif

全国的には、脳血管疾患が多いのが東北地方、肝がんが多いのが西日本
という特徴が見られている。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.05.22

がんってどんな病気?

来週は小学生への禁煙講話。時間は45分3本勝負。小2にも話す(汗)。

前半はいつものように、たばこ紙芝居。「タバコなんてけっとばせ!」
子どもに無煙環境を!ホームページで募集した作品。他にもいろいろある。
後半はからだへの影響。でも説明が難しそう。
小3の息子へ質問してみた。
「肺がんって知ってるか?」
「知ってるよ。砂浜のことでしょ」
おいおい、それは海岸だってば...
真面目にそう答えられたので、心配になってきた。
がんってどんな病気?という子ども向け説明HP発見!
参考にさせて頂きます、anti smoke site kids様。

その翌日は高校生にも話す。常習犯もいて、禁煙方法まで紹介せねば。
ニコレット禁煙支援隊に「煙と消えたお金」の自動計算フォームを見つけた。ご丁寧な作りになっている。
280円のたばこを1日1箱3年間吸うと、30万円使ったことになる。
換算すると「ラーメン511杯分」という例えが笑えるね。
さしずめ高校生なら「au携帯料金まるまる2年分」(携帯価格.comで試算)という例えが良さそう。

そのまた翌日の大学生対策は後日ということで。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.05.19

分煙レポートin沖縄

県内ホテルなど4割強は未対策という4月4日の琉球新報ニュース

現在の分煙対策について、全体では「喫煙場所は設けるが、分断機器は使用しない」が30・5%ともっとも多く、「施設内完全禁煙」(23・3%)、「喫煙場所を完全に分割」(13・7%)と続いた。

足して100%にならないのは、いわゆる分煙機器を用いている施設が12%ほどあるため。
分煙効果判定基準策定検討会報告書によると
従って、いわゆる「分煙機」なるものには、単なる空気清浄機しか備えていないものが多いが、このような分煙機により処理された空間が「喫煙室」とされていることには、多大の問題があると言える。
とあまりその効果を認めていない。

以下の構成

分煙度 ・類似調査との比較

煙の害 ・たばこを吸わない人にとって、煙への不快感は強い(急性影響)。 ・煙は周囲の人に肺がんなどの疾病をもたらす(慢性影響)。 ・健康増進法の趣旨

喫煙状況 ・男性約4割、女性約1割が喫煙者(県民栄養調査) ・JT調査では喫煙率30.3%(2003年) ・年々低下する喫煙率

職場での分煙対策 ・職場におけるガイドライン(H15年9月) ・喫煙者への禁煙支援も同時に行なうべき

公共の場所、家庭での分煙を ・吸う客への配慮、吸わない客への配慮 ・COCO一番の取り組み(全館禁煙)

たばこはニコチン依存 ・本人が悪いのではなく、病気のせい ・煙で苦しんでいるのは本人のからだ

橋本大二郎高知県知事も「だいちゃんぜよ」4月13日号で県庁全面禁煙を表明!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.05.01

禁煙フロアのあるホテルin沖縄

那覇市にあるオーガストイン久茂地では、禁煙フロアを設けた。
宜野湾市にある全日空系のラグナガーデンにも新館8階が禁煙フロア。

観光立県を目指すと宣言しているならば、ここらへんもPR&浸透させていくべきところ。
それよりも喫煙部屋はたばこのにおいが染み付いているから、不快適ルームだ。
そのうちホテルロビーからも灰皿が消えていくかも。

彼らの取り組みを支えているのが、利用者からのメールやおたよりで、この取り組みを
評価してくれたことらしい。
自分のやったことが適切に評価されると、次の活動へのエネルギー源となる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.04.25

たばこさえ吸わなければ・・・

たばこは、単一で病気を予防できる最大の因子。
でも「たばこさえ吸わなければ・・・」と後悔するのは
病気ができあがってからのことが多いのも事実。

たばこの中には4000種類の有害物質が含まれるという。
その有害物質、発ガン物質が蓄積されていく。
もっとも危険なのは肺。肺はフィルターの働きをする。

クーラーの汚れたフィルターを思い出して欲しい。
きれいな空気を体に送ろうと、肺がゴミをトラップしている。
クーラーのフィルターなら取り出して水で洗えばきれいになる。
でも、人間のフィルターは取り出して洗うわけにはいかない。
きれいな空気を送り続けることで肺の汚れも徐々に落ちる。
早くからの禁煙が必要なのは、そのためだ。

日本人の大規模コホート調査がまた一つ成果を発表した。
たばこがなければ、毎年9万人がん患者減 厚労省研究班(asahi.com)

喫煙者のがんの発生率は、これまで吸ったことのない人に比べ、
男性で1.6倍、女性では1.5倍。禁煙している人のがん発生率も、
男性は非喫煙者に比べ1.4倍で、過去の喫煙の影響が見られた。

肺がんだけでなく、胃がん、結腸、肝臓、乳がん(女性)などのがん死亡について
分析。

日本全体でのがん発生率を計算したところ、 男性ではがん全体の29%にあたる約8万人、 女性ではがん全体の4%にあたる約8千人が たばこが原因でがんにかかったと推定された。
対象者は15年前に40~60歳だった人(ずっと追跡している)。いわゆる壮年期。 寿命を全うしないで亡くなってしまう「早世」の原因として、やはりがんは怖い。
禁煙後、たばこの影響がなくなるのは10~20年後。早めの禁煙を」
これはがんに関しての影響ということだろう。

関連サイト
厚生労働省多目的コホート研究班のホームページ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.04.15

受動喫煙の害

また一つ、受動喫煙の害を証明する発表がなされた。
Yomiuri-On-Lineより「受動喫煙で動脈硬化の危険度アップ、免疫細胞増を確認」
免疫細胞増がなんで悪いの?という疑問に対しては

リンパ球など免疫細胞は、ウイルスや細菌を殺したり、抗体を作ったりするが、増え過ぎると血管内の炎症を起こし、動脈硬化の危険が高まるとされている。

トラックバック先の「タネがいっぱい」さんのblogでは煙の害やマナーについて厳しく、しかしユニークに追及している。
頭がボーっとしているときには「覚醒」させ、興奮気味の時には「沈静」効果もある。
これがニコチン。朝起きてたばこを吸わないとウンチ出ないのという人もいる。
だから依存する。たばこを吸うために生きているようなものだ。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2004.03.17

禁煙しましょうよ

分煙の進め方でも書いたが、施設で分煙を進めるときには、禁煙支援と連動して行なうことが大切だ。
では、具体的にどのように支援していくのか。

インターネット禁煙マラソンを実践している奈良女子大学大学院の高橋裕子教授の講演より
動機付け支援として

さらに喫煙者には、曖昧性のない言葉を用いて禁煙の必要性をアドバイスする。これは相手が禁煙を希望するしないにかかわらず全員に禁煙の必要性をアドバイスするものであり、「禁煙しましょうよ」といった断言する言葉を用いる。

あいまいな言葉「できれば禁煙して下さい」ではかえっていけないという。
そして禁煙開始支援では、
必要者には躊躇なくニコチン代替療法剤を利用する

さらに禁煙継続支援に進むと
長期にわたる支援を医療者が提供することには限度があり、双方向性インターネット支援などピアカウンセリングとエンパワメント理論を応用し医療者の労力を必要としない再喫煙防止プログラムの利用が勧められる。
この方法で実績も残している。

インターネットが使える環境にいる喫煙者にはニコレット禁煙支援隊というのもある。大阪らしく?「禁煙を宣言する」ところから始まっている。

日本看護協会では、禁煙支援指導者研修カリキュラムを開発中とのこと(週刊医学界新聞

特にたばこ対策については,看護職者の4人に1人が喫煙者であるという昨年度の調査報告を憂慮し,「保健医療職として自覚を持って禁煙の保健行動を積極的に提案・実践を図る」ことを目標に,たばこ対策を専門に推進する人材育成の方針
患者だけでなく同僚の禁煙も支援するということなんだろうか。

「私はこれでたばこやめました!」集を作って、禁煙支援の一助にしたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.03.02

分煙の進め方

覚え書きシリーズ。
受動喫煙の害を減らすための分煙対策の道しるべ。
1.分煙対策は、広く県民の理解を得て行う。
2.分煙対策は、禁煙支援と連動して行う。
3.また、未成年の防煙対策とも連動して行う。
4.喫煙者と非喫煙者の直接交渉は避けるべき。
5.喫煙するのは「人」が悪いのではなく、「病気」だから。
6.来訪者に対しては分煙の「意志」をしっかり表示する。
7.室内の空気の流れに敏感になろう。
8.分煙がうまく行く秘訣を学ぼう。
前提として
☆ 受動喫煙は周囲の人の健康に害を及ぼす
☆ 施設管理者が受動喫煙防止対策を講じることは法律で定められている

参考にするサイト
新しい分煙効果判定基準(洲本市禁煙支援センター)
受動喫煙防止対策について(厚生労働省健康局長通知)
受動喫煙の被害防止(yomiuri on-line)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.02.16

たばこ顔

沖縄から羽田に向かう機内で朝日新聞を読んでいて目に 止まった記事から。東京行きなのに新聞は関西版という のも変な感じではあるが。

喫煙者かどうかは、顔を見れば9割は見分 けがつく。いくらエステに通っても、たばこを吸ってい ては意味がない
とバッサリ斬る東京女子 医科大学の阿部講師(禁煙外来担当)。
顔全体に細かなしわがあって、ほおがこけ てたるみ、鼻の脇から口元にかけての線やしわが深いの が特徴。年齢の割に老けた印象を与える
そうだ。自分自身の経験では白目のところが黄ばんでい る人も多い。もちろん口を開ければヤニが・・・。 口内への影響は、歯茎の変色。この写真も載っている。

禁煙で顔や口の中も健康的にという見出しであった。

それよりも3面に載っていた乳がんの遺伝子診断研究が 始まるというニュースの方が衝撃的。

健康な乳房を予防的に切除!の可能性もあるとのこと。

遺伝子レベルで何でも診断できると言っても、その後の フォロー(遺伝相談)体制、リスクコミュニケーション などがしっかり確立されていなければ、研究者の先走り と言われかねない。

いつ発症するかわからない乳がんの遺伝子を持っている 人の相談にきちんと対応できる専門家の養成も必須だと 思う。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2004.02.15

1000円たばこ

未成年者の喫煙、年間46億本 「納税額」は354億円 (asahi.comより)
主任研究者の尾崎鳥取大学助教授も語っている
ように

「このお金の一部でも未成年者の喫煙防止策に使ってほしい」と話している。

売る側のJTだって未成年喫煙防止活動展開中。ステッカーを作ったり広告規制考えたりとか。s_1
本気で未成年のたばこを減らそうと思うならば
やはり「値上げ」が一番効果的であろう。
ちょっと古いがこんな研究?も。
たばこ1箱1000円なら63%が禁煙、税収1兆円増
禁煙者が増えても価格1000円になれば、たばこ税などの増収が1兆円を超え、 医療費削減(約8000億円以上減って今の3分の1近くに削減) 健康増進(喫煙者は1780万人減って、死亡者も3万人台まで減少) も進むという“一石三鳥”の結構ずくめの試算結果

チビチビ値上げして反発を食らうよりも、やる
なら「思い切って!」ということだ。

おまけ記事。

これから恋人にするならタバコを吸わない人、男性64.5%、女性40.5%
 結婚するならタバコを吸わない人、男性70.0%、女性50.5%
喫煙する異性の印象は、男性36.5%、女性27.5%が「不健康」、また男性21.0%、女性22.0%が「タバコ臭い」と回答しています。「時代遅れ」「かっこ悪い」なども加えると、男性の70.0%、女性の55.0%が、喫煙する異性に対しマイナスの印象を持っていることが分かります。

これはファイザーが行なった調査で、男性の方が異性の喫煙に厳しいという
興味深い結果もある。

たばこ吸う人時代遅れ。


| | Comments (2) | TrackBack (1)

2004.01.29

たばこガム

たばこガムではなく、ガムたばこ。

禁煙をした人が吸いたくなった時に口にする
のがニコチン補助剤(いわゆる禁煙ガム)。

今売り込もうとしているのは、噛みタバコ。

世界有数である日本のたばこ市場を狙って
今後の日本での浸透にも「(健康増進法の施行で)公共の場での禁煙の動きが広がっており、需要はある」と自信を見せた。

今や日本は海外タバコ企業のねらい目。自国では
売れないから日本に流れてくる。メンソール系の
たばこもほとんどが米国産。日本人の健康が
外国産たばこで害されていく・・・

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.01.28

遅まきながら

ようやく県庁ロビーも灰皿撤去。(新聞記事
愛煙家のお客様に配慮して喫煙コーナーを設置
していたが、

県設置の空気清浄機は屋外に強制排気できない古い型で、厚生労働省の新ガイドラインに合致していない。喫煙コーナーには仕切りもないため、たばこの煙が周辺に立ち込める状況になっている。

健康増進法によると施設管理者は受動喫煙を
防止するために必要な措置を講じなければなら
ないとされており、それに従っての対応。時代の
流れには逆らえない。
関連するサイトはこちら

| | Comments (0) | TrackBack (0)