夕刊の「福祉の窓」から抜書き。
こういう質問が出るのはやはり沖縄ならではなのでしょうか。
(質問)保健所の検査でHIV陽性とわかり頭が真っ白です。
医師は「今は薬を飲み続ければ普通の生活ができる」と
言っていましたが、これからの医療費が払い続けられるか
心配です。
(回答=ソーシャルワーカー協会)
HIVの診療費は高いので、医療費負担軽減制度を利用していきますが
手続きには時間がかかるため、陽性とわかった方は早めに専門病院
(エイズ診療拠点病院)を受診することをおすすめします。
病院受診には健康保険が使えます。
薬を開始すると外来通院の場合、、自己負担3割の方で1ヶ月5-6万円
ほどです。以下代表的な制度を紹介します。
(中略)
- 高額療養費
- 一ヶ月に支払った世帯の医療費の合計が一定額を超えると
超えた分が払い戻されます
- 限度額適用認定証
- 入院の時に発行してもらうと限度額までの支払いにとどめる
ことができます。申請は加入している健康保険の窓口で行います
- 身体障害者手帳
- HIV陽性者は検査値や症状に応じて免疫機能障害の認定が受けられ
身体障害者手帳を取得できます。それによって身体障害者福祉サービス
を利用できます。たとえば「重度心身障害者医療費助成」(障害1・2級)
では病院で支払った医療費の払い戻しが受けられます。
- 自立支援医療
- HIVの薬や合併症の予防・治療に対する医療費助成制度で
医療費の自己負担は1割になり、月々の負担上限額もあります
(0-2万円)。申請は市町村役場の障害福祉担当です。
1人で悩まず役場の窓口や病院を受診した際も担当者がわかりやすく
ご案内しますので安心して下さい。
実際の相談としても
- HIVであることを家族に知られず治療したい。
- 役場に行くと知り合いの職員に知られてしまうかもしれない。
- 勤め先の健康保険を使うと病名でばれてしまうのでは。
- 家に来たヘルパーに差別的な扱いを受けた。
- 脳障害が残った状態だが、施設に入所を断られた
などなど医療や福祉サービスにまつわる課題はまだまだ多く存在する。
HIV感染者も薬を飲みながら地域で生活しているのだから
彼らにとって住みやすい街のしくみが必要だと思います。
そういう街はきっと誰にとってもやさしい街になるから。
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